古巣復帰を果たしたイチローに世界が注目「神話的な日本人」

 イチロー外野手の古巣マリナーズ復帰が日米以外でも広まりを見せている。契約合意が明るみになった際には米国のメキシコ系テレビ局「ウニビシオン」電子版が「神話的な日本人」と報じていたが、このほどスペイン地元紙「AS」電子版も特集記事を掲載。「シアトル・マリナーズ、イチロー・スズキのシアトル復帰は終焉の始まり」との見出しで伝えた。

「ウニビシオン」電子版ではイチローのマリナーズ復帰について「これ以外にはあり得なかった」とし、「マリナーズにおいてメジャーリーグで最も完成した選手の1人として、その立場を確立した」と輝かしい実績を回顧。イチローの「The Wizard(魔法使い)」の異名も紹介し、その活躍にエールを送っていた。

 また、「AS」紙は「スズキがシアトルと契約を結んだことで、日本最高の野球選手、そして出身に関係なくスポーツの歴史で最高の選手の1人のスキルをもう1年お目にかかれることに感謝している」とレポート。「鮭のように、イチローはスターが誕生した場所に帰ってきた」と栄光の背番号51復活を伝えた。

 イチローの復帰が大きなニュースとなる一方で、古巣復帰により引退の時期が着実に近づいているとの見方もあるが、イチロー自身は入団会見で「皆さん、よく50歳までという話をされることが多いと思うんですけど、僕は“最低”50歳といつも言っているので、そこは誤解しないでほしい」と語り、今後も長期間にわたり現役を続けていく意思を示していた。

 メジャーで3000安打を達成し、日米通算では世界最多4358安打を誇るレジェンド。44歳にして古巣で再び輝きを放つことができれば、周囲の期待もさらに膨らんでいくに違いない。(Full-Count編集部)

マリナーズ復帰となったイチロー【写真:盆子原浩二】