『劇場版 Infini-T Force/ガッチャマン さらば友よ』の公開記念舞台挨拶が2018年3月10日(土)に渋谷TOEIにて行われた。登壇者はキャシャーン/東鉄也役の斉藤壮馬とタツノコプロ・プロデューサーの春名和道。

(左から)春名和道プロデューサー、キャシャーン/東鉄也役の斉藤壮馬

 『劇場版 Infini-T Force/ガッチャマン さらば友よ』は2018年2月24日より公開がスタートした作品。TVシリーズの続編として制作された本作では、TVシリーズに続きガッチャマン、テッカマン、ポリマー、キャシャーンが活躍、加えて、科学忍者隊の創設者の南部博士やコンドルのジョーが登場するということでも話題を呼んでいる。

 司会の呼び込みで舞台挨拶がスタートすると、まずは「なぜ今回の舞台挨拶がこの場所で行われたか」という問いが投げかけられる。これには、春名プロデューサーが「作品の舞台が渋谷である」、「配給を担当されている松竹さん経由で東映さんに声をかけていただけた」と回答。さらに、斉藤がこの日に登壇している理由については、入場者プレゼントであるキャラクターデザイン原案・大暮維人による描き下ろし特製コースターの絵柄が本日からキャシャーンとフレンダ―であること、そして3月10日(さん・とう)の日だから「さい・とう」さんに、と答えた。後半の理由には斉藤本人も「(むしろ)さとうの日では……」など困惑気味でツッコミを入れていた。

 その流れから、今度は「渋谷の思い出」について二人が語ることに。斉藤は上京したての頃は人が多い渋谷がちょっと苦手だったが、最近は行く機会が増え、渋谷に関係する作品に出ることも多くなってきたため、好きになってきたという心境を吐露。また、「なぜか物をよくなくす。渋谷には妖精さんがいっぱい住んでいるのでは」というエピソードと疑問も披露した。

 続く春名プロデューサーは、作品の舞台が渋谷であること、3DCG制作を担当したデジタル・フロンティアが渋谷にあることから、ここ2、3年は訪れる機会が多かったとコメント。劇場版にも登場するヤギのカフェは実際に存在する「桜丘カフェ」(※)という場所がモチーフとなっており、その場所で作品の設定も生まれたという裏話も感慨深そうに語った。

(※)「桜丘カフェ」のヤギはお引越しをしたため、現在は見られません。

 さらに、本作のこれまでの思い出深いエピソードについては、斉藤が収録後に、鎧武士/ポリマー役の鈴村健一とラジャ・カーン役の安元洋貴と一緒にご飯に行った思い出を挙げる。その時に行ったのはナポリタンが美味しいお店で、量がとてつもなく多かった、その場ではファミコンの話をしたと振り返った。なお、ファミコンのゲームをほとんどプレイしたことがない斉藤は、鈴村からもっと話を聞きたいようで、「これを記事にしていただければ、僕が合法的に鈴村さんのお家に遊びに行けるかな」という、ちょっとした願望も口に出していた。

 春名プロデューサーは、アフレコ時からダビングに至るまでの変遷についてのエピソードを披露。表情が付いていなかったキャラクターに声が付き、そこからフェイシャルキャプチャの作業を経て絵が完成に近づき、さらに音楽も乗っていくという過程、その仕上がりに驚きの連続だったという。

 なお、ホワイトデーも近いということで、イベントでは斉藤のサインが入ったキャシャーン・フレンダ―の絵柄の特製コースターをお渡しするというプレゼント抽選会も実施。また、「鉄也がホワイトデーのお返しを渡すとしたら……」という設定のセリフも会場限定で披露された。

 動画配信サービス「GYAO!」にて、3月13日(火)からTVシリーズが1週間限定で無料配信されること、3月17日(土)からの来場者特典の絵柄が界堂笑であること、2018年3月13日(火)に新宿ピカデリーにて、TVシリーズエンディングテーマアーティスト・eddaと音楽担当のやまだ豊によるトークショーが行われること、2018年8月に本作の舞台化が決定したことなどの告知が行われた後には、イベントも終了の時間。

 最後の挨拶では春名プロデューサーが「色々なチャレンジをした作品になっていると思うので、TVシリーズももう一度見直していただいて、4週目の来場者特典もあるので、(劇場版も)できればもう一回見ていただきたい」とコメント。斉藤は「∞(無限)の力のように作品ももっと続いていけば嬉しいと思います」と作品への溢れる思いを言葉にして、イベントの幕は閉じた。

■作品情報
タイトル:『劇場版 Infini-T Force/ガッチャマン さらば友よ』
公開時期:2018年2月24日(土)
配給:松竹
出演:関 智一(ガッチャマン/鷲尾 健)、櫻井孝宏(テッカマン/南 城二)、鈴村健一(ポリマー/鎧 武士)、斉藤壮馬(キャシャーン/東 鉄也)、茅野愛衣(界堂 笑)、遠藤 綾(佐々岡)、鈴木一真(コンドルのジョー/ジョージ浅倉)、船越英一郎(南部博士)
監督:松本 淳(『閃光のナイトレイド』『PERSONA -trinity soul-』監督)
脚本:熊谷 純(『PSYCHO-PASS サイコパス 2』脚本、『アクエリオンロゴス』シリーズ構成)

■作品あらすじ
戦いの末に自分たちの世界を取り戻し、それぞれが生きるべき場所へと戻ったガッチャマン=健、テッカマン=城二、ポリマー=武士、キャシャーン=鉄也の四人。しかし彼らはある目的のため、笑と共に再び時空を超えて一つの世界へと降り立った。そこは平和を脅かす人類の敵「ギャラクター」が猛威を振るい、それに対抗するガッチャマン率いる「科学忍者隊」が戦い続けた世界。だが、その世界の様子に違和感を覚える彼らの前に、一人の男が姿を現す。それは科学忍者隊の創設者、南部博士。見知ったはずの健に不審な表情を向ける南部は、ヒーローたちに思わぬ言葉を告げる。「どうやら君たちは私の敵らしい」と……。そして、その様子をビルの上から見つめる一つの影があった。それは健と共にギャラクターと戦い続けた、科学忍者隊のナンバー2。その名を“コンドルのジョー”。4大ヒーローの新たなる激闘が、スクリーンで幕を開ける!

公式HP
http://www.infini-tforce.com
公式Twitter
https://twitter.com/Infini_TForce

 (c)タツノコプロ/Infini-T Force 製作委員会