米Lifehackerが人生の役に立つ言葉を紹介するシリーズ「Mid-Week Meditations」へようこそ。ストイック派の知恵を探求しそれを使って自らを省みて、人生を好転させましょう。

今週ご紹介するのは、ストア派の哲人ヘカトンの言葉です。彼の人生についてはあまり知られていませんが、その言葉は頻繁に引用されています。たとえば、セネカの道徳書簡集もその1つです。

君は尋ねますーどうすれば友達を早く作ることができるかーと。お答えします。それは君と僕とが次の点で一致したときです。つまり、僕が自分の借りを直ちに君に返すことですし、この手紙に関しては僕たちが貸し借りをなくすということです。

ヘカトンはこう言います。「わたしは君に、薬剤も使わず、薬草も用いず、如何なる魔女の呪文も唱えない惚れ薬を教えて進ぜようーもし君が愛されようと望むならば、まず愛すべしーとな」

ところで、古くからの確かな友情の交わりだけに大きな楽しみがあるのではなく、新しい友情の開始や一致にもそれがあります。刈り取りの農夫と種をまく農夫との間には相違がありますが、それと同じ相違が、友達をすでにもっている者と新しくもつ者との間にもあります。

『セネカ 道徳書簡集―倫理の手紙集』:東海大学出版会、1992年

Moral Letters(9.6)

その意味するもの

セネカの友情に関する洞察もすばらしいものですが(新しい友達をつくることは、古い友情を大切にすることと同じぐらい重要である)、このヘカトンの愛に関する引用は本当にパワフルです。「惚れ薬」とはある種の魔法の薬ですが、彼は愛を贈る以上に強力な薬はないと言っているのです。この引用はよく「愛されたいなら、愛しなさい」という格言としても語られます。

そこから学べるもの

愛と恋愛が花盛りの現代においても、この黄金律を忘れないでください。自分がしてもらいたいと思うことを他者にもせよ。誰かに愛されたいと思ったら、あなたが欲しているのと同じだけの愛を相手に与えてください。相手が、あなたが望むものを返してくれるとはかぎりませんが、だからといってそれが愛を与えることをやめる理由にはなりません。

Image: Joe deSousa/Flickr

Patrick Allan - Lifehacker US[原文