“ザギトワの後継者”が2度の4回転ジャンプに成功、女子初の快挙で“ザギトワ超え”のジュニア最高得点

 フィギュアスケートの世界ジュニア選手権(ブルガリア)は10日、女子シングルフリーが行われ、ショートプログラム(SP)首位の13歳、アレクサンドラ・トルソワ(ロシア)は女子では史上初となる2度の4回転ジャンプに成功。ノーミスの演技で153.49点をマーク。合計225.52点は、昨年優勝したアリーナ・ザギトワ(ロシア)の記録(208.60点)を大幅に超えるジュニア世界最高得点となり、ジュニアグランプリファイナルに続く2冠を達成した。

 トルソワと同門の14歳、アリョーナ・コストルナヤ(ロシア)が合計207.39点で2位。日本の山下真瑚(グランプリ東海クラブ)が自己ベスト更新の128.38点を記録し、合計195.17点で3位に入った。

 まさに新星だ。148センチの13歳が魅了した。トルソワは冒頭の4回転サルコーに成功。国際スケート連盟公認大会で、女子では安藤美姫さん以来となる4回転サルコーを成功させると、女子史上初の4回転トーループも着氷。同じプログラムで史上初の2種類&2度の4回転ジャンプを決めて見せた。その後のジャンプもすべて成功。最高の演技を終えると、圧巻のスケーティングとは裏腹なあどけない笑顔をのぞかせた。

 ほかの日本勢はSP8位の横井ゆは菜(中京大中京高)はノーミスの演技で、SPに続く自己ベスト更新の124.97点。合計184.78点で6位だった。SP4位の紀平梨花(関大KFSC)は冒頭のトリプルアクセルがシングルに、途中転倒もあり合計175.25点の8位。

 平昌五輪を制した15歳のザギトワも新星と騒がれたが、逸材が次々と出てくるロシア勢。今度は13歳のトルソワが世界に衝撃を与えた。(THE ANSWER編集部)

2度の4回転ジャンプを成功させるなど圧巻の演技を披露したアレクサンドラ・トルソワ【写真:Getty Images】