北アフリカの国・モロッコは女性旅行者に人気の高い国。モロッコを旅すれば、男性だけのグループよりも圧倒的に女性だけのグループ、あるいはカップルが多いことに気づくでしょう。

モロッコがなぜそれほどまでに世界の女性たちを惹きつけるのか、その理由を解き明かします。

・フォトジェニックな町並み

エキゾチックな風景の数々で、訪れるものを魅了するモロッコ。古代遺跡や砂漠の集落を除いても、モロッコには歴史的な町並みがまるごと世界遺産にされている町が7つもあります。

モロッコを象徴するジャマ・エル・フナ広場や巨大なスークが印象的なマラケシュや、モロッコ最古の王都フェズ、アートな港町エッサウィラといった世界遺産の町々に加え、近年日本でもすっかり有名になった青の町シャウエンも必見。

どこを切り取っても絵になるモロッコのメディナ(旧市街)はどこまでもフォトジェニック。

美しいイスラム建築に施された精巧な装飾や、町角にディスプレイされたカラフルな雑貨、気ままに過ごす猫たち・・・こうしたモロッコの風景が、女性たちの心をくすぐってやまないのです。

・雑貨天国

モロッコは、ショッピング好きの女性にはたまらない雑貨天国。「バブーシュ」と呼ばれる革のスリッパや、陶器、ランプ、ミントティーのポットやグラスなどは、日本でも見かけるモロッコを代表する雑貨です。

スペインのすぐ南に位置し、かつてはフランスの植民地でもあったモロッコは、古くからヨーロッパの影響を受けてきた国。

それだけに、アラブやベルベルといった固有の文化に根差した異国情緒と、ヨーロッパのエッセンスをあわせもつ洗練された雑貨が多いのが特徴です。エキゾチックでありながらエスニックすぎないので、どんな部屋にも合わせやすいのがポイント。

日本では値の張るモロッコ雑貨も、現地で買えば驚くほど手頃で、あれもこれも欲しくなってしまいます。

モロッコで買い物といえば、なんといってもさまざまなお店が軒を連ねるスーク(市場)が定番。「世界最大の商業地区」ともいわれるマラケシュのスークは特に有名で、ここだけであらゆるモロッコ雑貨が手に入ります。

スークでの買い物は基本的に定価制ではなく、交渉制になるので、モロッコの主要都市にある伝統工芸館など、定価販売を行っている店で事前に相場をチェックしておくと安心です。

・美容大国

モロッコは知られざる美容大国でもあります。女性なら一度は「アルガンオイル」の名を耳にしたことがあるのではないでしょうか。

アルガンオイルは、世界中でモロッコ南部のみに自生するアルガンツリーの種の核から採れるオイルで、その色合いと希少性から「モロッコの黄金」の異名をとっています。

肌にすっと浸透して水分を抱え込んでくれる保湿力はもちろんのこと、肌のサビを防ぐ抗酸化物質が豊富に含まれていて、高いアンチエイジング効果が期待できることから、「一度使うと手放せない」とハマってしまう女性多数。

アルガンオイルのほかにも、バラの蒸留水・ローズウォーターや、モロッコクレイ(泥)など、モロッコには自然の恵みをたっぷり受けたナチュラルコスメが揃っていて、コスメマニアならずとも見逃ないアイテムが多数あります。

最近では「アルガンオイルを超えるアンチエイジング効果」といわれるサボテンオイルにも注目が集まっています。1リットルのオイルを抽出するのに約8トンもの種が必要なため、きわめて希少性が高く「幻のオイル」とも呼ばれているほど。

そのため値段もアルガンオイルより高めですが、モロッコでは日本よりもずいぶん安く手に入るので、見つけたら一度は試してみて損はないでしょう。

・極上のリヤドステイ

モロッコ旅の楽しみのひとつが、リヤドステイ。「リヤド」とは、もともと「中庭をもつ邸宅」を意味するアラビア語ですが、現在ではほぼ「中庭をもつ伝統的な邸宅を利用したホテル」の意味で使われています。

モロッコの伝統的なインテリアにヨーロッパ的な要素を加えたフレンチモロッカンスタイルのリヤドも増えつつあり、モロッコならではのハイセンスな空間が堪能できると人気を集めています。

細部にいたるまで手の込んだ美しい装飾が施された空間で、お姫さま気分を味わいながら滞在できるリヤドは、非日常感を存分に味わいたい女性にぴったり。

手頃で家庭的なリヤドでもじゅうぶんモロッコ情緒が味わえますが、せっかくなら至れり尽くせりの高級リヤドに泊まって、普段はなかなかできない贅沢を楽しんでみてはいかがでしょうか。

高級リヤドには、レストランやプール、ハマムやスパを備えたところも多く、外出せずにリヤドでのんびり過ごす日を設けるのもいいかもしれません。

かわいいものや美しいものがたくさんあって、キレイになれるアイテムも手に入るとあらば、モロッコが女性に支持されるのも納得できるというもの。

モロッコを旅するなら、素敵なお土産をたくさん持って帰れるよう、大きめのスーツケースを用意すると良さそうですね。

北アフリカの国・モロッコが女子に人気の旅先となっている理由とは?