◆ゲームコラムニスト・卯月鮎の絶対夢中★ゲーム&アプリ週報

 今では麻雀ゲームというと、ゲーセンでもスマホでもネットを通じたプレイヤー対戦が当たり前ですが、一昔前まではゲーセンで麻雀といえばコンピュータ対戦が主流。しかも、勝つと対戦相手が1枚ずつ服を脱いでくれる脱衣麻雀が定番でした!

 最初のうちは簡単に勝てたのに、「あと一勝、あと一回勝てばお宝グラフィックが見られる!」という場面になると急に相手が強くなり、四暗刻だの字一色だの挙げ句の果てに天和だのをあがられた……という苦い思い出がある人も多いと思います。まあ、いわゆる“イカサマ麻雀”なんですが、そんなところも含めて昭和の麻雀ゲームには味がありました。

 今回は、そんな懐かしの美少女麻雀ゲームを彷彿とさせるような1人プレイで遊ぶスマホの麻雀ゲームを紹介します。本格的な麻雀ではなく、暇つぶしにサクッと遊びたい方はぜひ。

『麻雀ゲーム「萌えろ麻雀」美少女と一緒に全国制覇を目指す麻雀ゲームアプリ』
iOS、Android/NE銀潤株式会社/基本プレイ無料

『萌えろ麻雀』は、昨年7月から配信が始まった美少女麻雀アプリ。2人打ち麻雀で、一局区切りなので手軽に遊べるのがポイントです。

 主人公は強豪麻雀サークルの部長。美少女をパートナーに北海道から順番に全国を巡り、各県の美少女と戦ってサークルメンバーを集めていきます。一局勝つごとに曇ったガラスの向こうにいる女のコの全身が少しずつ見えてくる……という演出が懐かしさ満点。まあ、コスチュームは着ているので脱衣麻雀ではないですが(笑)。

 ガチャで女のコを引いたり、その女のコを合成して強化したり、チームを編成したり、といった最近のスマホゲーム風の作りになっていて、一勝負は短いですが全体としてはやり込める作りになっています。

『ようこそ 温泉麻雀リターン』
Android/fortune Inc./基本プレイ無料

『ようこそ 温泉麻雀リターン』は、伝説の麻雀温泉に宿泊中の美少女たちが麻雀大会の優勝を目指すという設定の半荘制4人麻雀。対戦前にキャラ同士の掛け合いが見られる「アーケード」と、自由に対局を楽しめる「フリー対局」の2モードが用意されています。

 対局に勝つともらえる「麻雀力」というポイントがたまると、少しずつフリー対局用のキャラがアンロックされていくのがやり込み要素。スタミナの概念はなく、遊び放題なのが嬉しいところです。

「フリー対局」では、「一局勝負」「東風戦」「半荘戦」のような試合形式や順位ボーナス、割れ目などの特殊ルール、赤牌の数など細かくルール設定ができて、対局も見た目以上に本格派です。

 美少女が出るかどうかは別として、こうした1人用で楽しめる麻雀ゲームが最近は少ないのがちょっと残念。ファミコン&スーファミ時代に遊んだ『ファミリーマージャンⅡ 上海への道』や『ぎゅわんぶらあ自己中心派2 ドラポンクエスト』が懐かしいですね。

【卯月鮎】
ゲーム雑誌・アニメ雑誌の編集を経て独立。ゲームの紹介やコラム、書評を中心にフリーで活動している。著作には『はじめてのファミコン~なつかしゲーム子ども実験室~』(マイクロマガジン社)がある。ウェブサイト「ディファレンス エンジン

ようこそ 温泉麻雀リターン