同級生トリオ田中川崎&糸井、ホークスの元気印・松田

 NPBでは2017年終了時点で、123人が1500安打を記録している。2000本安打50人にべれば多いが、それでも希少な記録だ。今季、達成の可性がある選手が4人いる。()は昨年の安打数。

田中賢介(日)1429安打 残71安打79安打
川崎宗則(ソ)1376安打 残124安打(33安打
糸井嘉男1375安打 残125安打124安打
松田宣浩(ソ)1371安打 残129安打140安打

 偶然にも田中川崎、糸井は1981年まれの同級生だ。しかしプロ野球界でのキャリアは大きく異なっている。

 田中賢介は東福岡高から1999年ドラフト2位で入団。今年5月には37歳になる。長年、内野守備の要として活躍。打っても2番で渋いつなぎの役割を果たしてきた。2013、14年とMLBに挑戦し、復帰後も2016年まではほぼフル出場してきたが、昨年は若い石井一成太田と二塁で併用され、79安打しかできなかった。実働は今年で17。残り安打数を見れば、達成は容易に見えるが、新旧交代が進む中、今季、昨年並みの安打数を打つことができるだろうか。

 川崎宗則MLBからの復帰組。鹿児島工から1999年ドラフト4位でダイエーに入団。6月には37歳になる。昨年6年ぶりに古巣に復帰したが、ケガもあり若い選手が台頭するソフトバンクで、川崎の出場機会は限られ、33安打しか打つことができなかった。ただ、キャンプには参加せず。今年出場すれば13年となるが、去就が注されるところだ。

 糸井嘉男7月37歳になる。近畿大から2003年ドラフト自由日本ハムに入団して15年だが、実働は今季で12年。この間、オリックス阪神と移籍。昨年は初めてのセ・リーグだったが17本塁打62打点20盗塁打率.290と健在ぶりを見せた。昨年と同等の活躍をすれば、シーズン終盤には1500本安打クリアするだろう。

 松田宣浩は、5月35歳。亜細亜大から2005年大学生・社会人ドラフト希望で入団して、今季で13年2008年に初めて規定打席に到達して以来、不動の三塁手として活躍。打線でも中軸を打ち「熱男」と呼ばれる熱いキャラクターチームを引っってきた。常勝ホークスの顔ともいえる存在だ。

 30代半ばになったが、勝負強い打撃は健在。昨年も24本塁打71打点5盗塁140安打打率.264マーク1500安打までは129安打。昨年の実績から考えれば「当確」が打てるのではないか。1500本まで最も多くの安打数を残しているが、最初にテープを切る可性もあるだろう。(広尾 / Koh Hiroo)

今季中の1500本安打達成が期待されるソフトバンク・松田(左)、阪神・糸井【写真:荒川祐史】