EXILE / 三代目 J Soul Brothersのパフォーマーとして活躍のはもちろん、近年では俳優としての活躍も覚ましい岩田剛典。2016年に初映画植物図鑑 運命の、ひろいました』で日本アカデミー賞新人賞を受賞するなど々しいデビューを飾った彼が、『去年の、きみと別れ』(開中)で本格的なサスペンスに挑戦。これまでのイメージとは一線を画す、強キャラクターを演じている。

【写真を見る】黒縁メガネが新鮮!ジャーナリストらしい真剣な眼差しを見せる岩田剛典

『最後の命』(14)や『悪と仮面ルール』(開中)など、映画化作品も多い作家中村文則の同名小説映画化した本作。殺人事件の容疑者を探る記者が、その容疑者のにハマっていく様をスリリングに活写する。緻密な伏線り巡らされており、必ず“ダマされる”と話題の一作となっている。

岩田が演じるのはスクープを追う記者・耶結婚を前に猟奇殺人事件の相に迫る本を出版しようと、容疑者である多きカメラマン・木原坂(斎藤工)に接触する。しかし、木原坂に婚約者の百合子(山本美月)を奪われ、耶は彼が仕掛けたから抜け出せなくなっていく…。

劇中ではキリっとした表情が印的な岩田。スクープをねらう記者という役柄だけあって、木原坂が危険な人物だと十分にわかっていながらも、野心を抑えきれず「自分のを試してみたい」と野心をむきだしにする。木原坂をにらむ突き刺すようなつきは、観る者をグッと引き込む迫だ。

その一方で、婚約者である百合子の前では柔らかな表情も披露。する人に向けられた特別感ある笑顔は、思わずドキッとしてしまうほど爽やか岩田が放つ幸せオーラに癒される人も多そうだ。

ジャーナリストとしての誇りや仕事に向き合う真剣な姿勢、婚約者への深いなど、多な演技を表現する岩田。本作の出演により、俳優として次のステージに上がったと言っても過言ではないだろう。彼の新たなるチャレンジをしっかりに焼き付けたい!(Movie Walker・文/トライワークス)

殺人事件の容疑者に追い詰められていく耶雲(岩田剛典)