■オジンオズボーンオジンオズボーン・篠宮暁の“特撮”向上委員会

『仮面ライダーエグゼイド』放送時、ちらほら言われました。

「篠宮って檀黎斗にちょっと似てね?」と。

檀黎斗を演じる岩永徹也さんのような端正な顔でもないのに、少し髪型が近かった為か結構言われました。

得体の知れない社長から始まるも、徐々に本性があらわになり、それに比例して檀黎斗の人気も急上昇。

突き抜けるほどのサイコキャラが確立された頃には、もはや不動の人気。

それに乗っかるように「宝生永夢ゥ」のくだりを各所で乱発するワタクシ。

それがウケるウケる。

ウケるということは、つまりそれだけ愛されてたキャラクターだったということ。

ウケるから、もっと檀黎斗に注目する。

そして、見てる間にいつのまにか僕は虜になっていました。

岩永さんの人間力と演技力からくる、知性と狂気と愛嬌が同居した稀有なキャラクターに、まさに感染し、本当に神格化したような気にすらなるほどでした。

そんな檀黎斗が変身するゲンムとそのゲンムに1クール目のラスト、年末の楽しい雰囲気から突然切り替わった衝撃のシーンの中心にいたレーザーが主役の映画が「エグゼイドトリロジー アナザーエンディング」の大トリとして先日公開されました。

前2作の「ブレイド&スナイプ」、そして「パラドクスwithポッピー」も傑作でしたが、誤解を恐れずに言うと、すべてはこの「ゲンムvsレーザー」のための映画だったといってもいいほど、まさしく神映画でした。

「エグゼイド」といえばストーリーが大きく動くシーンでは雨がよく降り、雨天になると「エグゼイド」を思い出す、なんてファンの人がいるほどです。

その雨が、今作でもめちゃめちゃいいところに挟み込まれて、「エグゼイド」ここにありといったシーンになっています。

だからなんやねんという話ですが、僕がMCさせていただいたファイナルステージの東京公演1日目も雨降ってましたし、「ゲンムvsレーザー」を見に行った日も雨が降ってました。

前2作では登場時間はわずかながらも、強烈なインパクトを残した檀黎斗。

その檀黎斗がようやく主役となった今作では、存分に檀黎斗を堪能できます。

正直、檀黎斗のワンマンショーなるかと思っていたんですが、12話で一旦退場させられたのを取り返すかのように、九条貴利矢も檀黎斗に引けを取らない活躍を見せます。

この二人が見れるだけで十分と思っていたら、まさかの伏兵が僕の気持ちを鷲掴みにしました。

檀黎斗の父、檀正宗です。

絶対的な悪だと思っていた正宗の人間らしさを垣間見せ、もう一度「エグゼイド」を初めから見て、いろいろ確認したいという気になりました。

貴水博之さんの怪演も最高で、スクリーンに釘付け。

多くは言いませんが、エンディングも気を張って耳傾けといてください。

ちなみに僕はエンディングで見事に泣かされてしまいました。

今作ももちろん伏線回収しまくりで、バンバンタンクのあたりなんかは「ほんまに伏線だったの? 偶然でしょ?」と疑いたくなるほどでした。仮に偶然だったとしても、もちろんぐうの音が出ないことには変わりはないんですが。

そんな「アナザーエンディング」をまだ見てない方、前2作を見逃しちゃったからと今作見るのも足取りが重くなっちゃってる方、朗報です。

3月23日(金)に渋谷TOEIで一気見イベントが開催されます。

しかも上映後に大森プロデューサー、高橋悠也さん、そして「アナザーエンディング」をすべて監督された鈴村展弘監督のトークショーもあります。

そして僕もそこで司会やらせていただきます。ありがとうございます。

まだ「エグゼイド」に関われるなんて、幸せなことこの上なし。よろしくお願いします。

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