パッケージに「有名私立大卒!」「○○大出身のお嬢様」などの謳い文句が増えているAV。本当に彼女たちは高学歴なのか? 出演に至った経緯など、その素顔に迫った!

◆語学力や暗記力がAVにも生きている!?

 難関校の大学受験を突破したというのに、AV女優になるのはいったいなぜか? 自身も上智大学出身でアダルト分野に詳しいライターのアケミン氏は、その理由を次のように分析する。

「過去の高学歴女優は奨学金返済や借金など、明確にお金という理由がありました。現在はガールズバー、パパ活などアルバイトの延長線上にAVがあるという印象。公表していないコもいますが、早稲田、慶應などの難関大学在籍・出身者はよく目にします」

 そんな高学歴女優たちの素顔とは……? Kカップを武器に’14年にデビューした澁谷果歩。『週刊FLASH』などに「元東京のスポーツ新聞の記者」と経歴がすっぱ抜かれ、今年2月にはネット番組で学歴も公表した。

「もともと、幼稚園から高校まで連続テレビ小説のモデルにもなった完全一貫教育の“某お嬢様学校”にいたんです。英語教育に力を注ぐ学校で、私自身も中学時代にアメリカンプロレスに大ハマりして英語を猛勉強していました」

 高校卒業間際には英検1級を取得し、進学先は英語が強いといわれる青山学院大学へ。卒業後は「面白いことがしたい」と某スポーツ新聞社に就職した。野球番を任されれば、高い英語力で助っ人外国人選手の取材もこなした真面目な彼女。いったいなぜAVに?

「実は勉強だけの日々で青学時代も処女だったんです。ずっと性に対してコンプレックスを抱えていました。その後、就職したスポーツ紙の同僚が元AV女優だったんです。彼女も有名大学出身で、お金のためではなく、好きでやっていた。その華やかさに嫉妬心を感じて、私も“性を克服したい”という気持ちが強くなったんです」

 デビュー当初こそ“青森出身のウブ娘”と謳っていたが、身バレ後は学歴も押し出し、DMM女優ランキング上位の常連に。さらに各メーカーから引っ張りだこで多忙を極めるなか、英語の勉学を続けているというから驚きだ。

◆「実は副業で英語の試験官や通訳・翻訳もしています!」

「女優1年目には『TOEIC』で990点の満点を取りました。以降も撮影の合間を縫ってTESOLや小学校英語教師などの資格を取得。副業で通訳会社に登録して、夏フェスで海外アーティストの通訳、翻訳……。こっそり英語試験の試験官もしています(笑)」

 もはやどちらが本業なのかわからない……!? AV業界にもこの英語力の高さは知れ渡り、彼女ならではのオファーも多いという。

「ラスベガスで開催された世界最大のアダルト展示会『AVN』に日本代表女優として選ばれましたし、アメリカの有名爆乳専門誌『Score』からオファーが来たときは自分で出演交渉しました。黒人男優さんとの撮影でも、通訳することになってしまって……」

 最近は本場ポルノの祭典に自腹で参加、ワールドワイドな活動も行っている。

「これもすべて、“面白い物書きになりたい”という夢のためでもありますね。通訳会社にAV出演がバレたらバレたでネタになりそうですし(笑)」

 AVすら足掛かり。学力とバイタリティの高さで、今後も賢くわが道を進みそうだ。

【アケミン】
AVメーカー広報を経て、フリーライターに。親公認女優のインタビュー集『うちの娘はAV女優です』(幻冬舎)が話題となった

【澁谷果歩】
’91年、東京都出身。青山学院大学卒業後、スポーツ新聞社を経て’14年にアリスJAPANの専属女優としてAVデビュー。現在はキカタン(企画単体)女優として作品に出演

― 増殖する[高学歴AV女優]の素顔 ―

澁谷果歩。英語資格だけではなく、1年半前には民間ながら保育士の資格も取得