新世代ボーイズグループ・XOX(キスハグキス)が2018年3月10日、東京・渋谷WWW Xにてワンマンライブ『Re:6』(リ・シックス)を開催した。XOXは、リーダーのとまんが卒業し、2018年1月には安井一真(やすい・かずま)と大隅勇太(おおすみ・ゆうた)という2名の新メンバーが加入していた。この日は新体制お披露目ライブであり、XOX第2章の幕開けということになる。

本公演のチケットはソールドアウト。開場前から多くのファンが駆けつけ、WWW X周辺はまるで女子大の文化祭のように盛り上がっていた。

Photo by堂園博之

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開演時間となり、客電が落ちると、フロアはXOXのイメージカラーであるさくらピンクのペンライトで埋まった。大きな歓声があがる。バトシン、志村禎雄、田中理来、木津つばさ、そして安井一真と大隅勇太が現れると、歓声はさらに大きくなった。

Photo by堂園博之

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ライブは「Skylight」でスタート。「What’s up 渋谷?」というバトシンの声を皮切りに、6人ver.にアップデートされたXOXの熱いステージが始まる。バトシン・田中理来・木津つばさは力強いラップで、志村禎雄はキレのあるダンスでフロアを盛り上げる。新メンバーの安井一真と大隅勇太は、ともに高い歌唱力を披露し、強い存在感を放っていた。XOXの一員として、他のメンバーとの高いシンクロを見せる。

バトシン Photo by堂園博之

バトシン Photo by堂園博之

安井一真 Photo by堂園博之

安井一真 Photo by堂園博之

ライブでおなじみの「Touch」やファンクな「THE MUSIC」、トロピカルハウスの「Ex SUMMER」などで盛り上げ、ライブは中盤へ。Ed Sheeran『Shape Of You』など海外のサウンドがミックスされたBGMに合わせ、激しいダンスを繰り広げるダンス・ショータイムも。

ダンスの後は、TBSラジオにて毎週放送されているレギュラー番組『XOX &radio』の公開収録が行われた。さきほどまでの激しくて色気のあるステージからは一転して、和やかなムードに。番組内の人気コーナーから派生した「XOXに叱られたいドM女子集まれ〜!」は、オーディエンスがTwitterでリアルタイムに「叱ってほしい内容」を呟き、それをメンバーが拾ってファンを叱るというユニークな企画。6人それぞれの個性あふれる叱り方に、時に笑いが、時に黄色い声が湧き起こった。

大隅勇太 Photo by堂園博之

大隅勇太 Photo by堂園博之

また、XOXがSony Music内に設立する新レーベルの名前も発表された。その名も「生粋music」。

「生粋(きっすい)」とは「まじりけのない」という意味であり、もちろんXOXの「キス」という言葉にもかけられている。XOXのメンバーによって名付けられたこのレーベルには彼らも所属し、今後の活動が注目される。

ホワイトデーにぴったりの「SNOW WHITE」を挟んで、本編ラストは「WE ARE」。「乗り越えられない壁はないということを証明し続けたい。そんな気持ちをこめて歌います(大隅)」というメンバーの強いメッセージが込められ、感動的な雰囲気で本編が終わった。

田中理来 Photo by堂園博之

田中理来 Photo by堂園博之

木津つばさ Photo by堂園博之

木津つばさ Photo by堂園博之

アンコールでは、「Nice Day」で全員がクラップし、会場が一体感で包まれる。写真撮影の後、ラストは5月23日に発売される新曲「OVER」を初披露。激しいダンス、めまぐるしく変わるテンポ、新メンバーふたりの美しいユニゾン、そしてこれまでのXOXの楽曲と同じように、海外の音楽シーンに通じるヴィヴィッドなサウンドが特徴的なこの曲。聴きどころ、見どころの多い新曲に、興奮したファンからは「めっちゃかっこいい!」という声が飛び出した。進化したXOXの姿に長い大きな拍手が起き、ハッピーなムードでライブは終わった。あらたな始まりにふさわしい、期待と多幸感にみちたライブだった。

新曲「OVER」のリリースイベントは、3月17日よりスタート。5月26日からは新体制初の全国ツアーも始まる。さらに、6月2日~3日にファンクラブ会員限定の沖縄ファンミーティングツアーが開催されることも発表された。第2章に入ったXOXは、順調なスタートを切ったようだ。

文=山田宗太朗