積極補強のフィリーズ、ダルビッシュ獲得に努めるも至らず

 カブスからフリーエージェント(FA)となっている右腕ジェイク・アリエッタ投手がフィリーズと契約間近だという。米スポーツ専門サイト「ファンラグ・スポーツ」の敏腕記者ジョン・ヘイマン氏が自身のツイッターで伝えている。

 ここへ来て活発になったFA市場で、いよいよ最後の大物が動きそうだ。カブスからFAとなっている32歳右腕は、ダルビッシュ有投手と並んでオフの目玉選手とされていたが、なかなか移籍先が決まらずにいた。敏腕代理人スコット・ボラス氏のクライアントでもあるアリエッタは、6年1億5000万ドル(約160億円)級の大型契約を狙っているとされたが、米全国紙「USAトゥデー」のボブ・ナイチンゲール記者によると3年7500万ドル(約80億円)となる模様だ。

 元巨人のゲイブ・キャプラー新監督を迎えたフィリーズは、オフに積極的な戦力補強に努めた。FAとなっていた一塁カルロス・サンタナと3年6000万ドル(約64億円)の契約を結び、ダルビッシュの獲得にも尽力。日本人右腕の獲得には至らなかったが、アリエッタが加われば先発ローテは大きく底上げされる。現在フィリーズの先発ローテ候補は、ノラ、アイクホフ、ベラスケス、ピベッタ、ライブリーら若手が中心。将来を嘱望される有望株が揃うが、柱となるベテランの存在に欠けていた。

 ナショナルズの圧倒的優位が予想されるナ・リーグ東地区だが、フィリーズが台風の目となる可能性も生まれてきた。(Full-Count編集部)

フィリーズとの契約間近と報道されたジェイク・アリエッタ【写真:Getty Images】