中国から見れば日本の国土は非常に小さく見えることだろう。中国の国土面積は日本の約26倍もあり、人口も10倍以上に達する。中国の国内総生産(GDP)は日本を抜いて世界第2位の水準となっているが、中国人からすると「国土も小さく、人口も少ない日本が世界第3位のGDPを維持していること」が不思議に思えるようだ。

 中国メディアの今日頭条はこのほど、国土面積が中国の雲南省ほどしかない日本は中国に比べて圧倒的に小さく、石油や鉄鉱石などほとんどすべての天然資源を輸入に依存しているにもかかわらず、なぜ日本はGDPで世界3位であり続けられるのかと疑問を投げかける記事を掲載した。

 記事は、日本の明治維新以降の成長や発展はその多くが「外」への拡張や進出によるものだと主張し、第2次世界大戦の前は欧米に学びつつ、領土の拡張を図り、列強に数えられるまでになったと指摘、1940年代の時点で日本のGDPは世界6位ほどになっていたと論じた。

 さらに、第2次世界大戦で敗けた日本は領土の拡張ではなく、輸入した資源を技術を通じて加工し、輸出して利益を得るという構造に転換せざるを得なくなったと指摘。それでも日本は優れた技術や人材が存在していたため、構造転換に成功し、海外から輸入した資源を優れた技術で加工し、それを輸出することで莫大な利益を得るに至ったと主張。

 また記事は、自動車や電子機器、素材、機械といった分野で日本は世界的に確固たる地位を確立するに至ったと指摘し、海外に莫大な市場を持っているからこそ日本は大きな国土がなくてもGDPで世界3位でいられるのだと主張、世界各国から優れたものを学び、積極的に海外の市場を開拓してきた日本から中国が学ぶべき点は非常に多いと伝えている。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)
国土が小さく、資源もないのに! なぜ日本は経済発展できたのか=中国メディア