■小乗仏教地域における豊かさ

 皆さんのなかにはで装飾されたタイの寺院や像などをご覧になった方もいらっしゃるかと思います。写真で見ても、そのきらびやかさは素晴らしいものであり、文化の高さを物語っています。

 さて、東南アジアといえば、タイを筆頭に経済発展を続けていますが、位置づけとしては新とされているかと思います。そして東南アジアの中でも、タイなどは小乗仏教宗教的な背景とするで、スリランカなどもそうです。

 なぜ、このような水田が広がる々できらびやかなを施した豊かな文化を確立することができたのでしょうか? よくよく考えると不思議に思えます。ここでは、東南アジア歴史における文化の背景を少し考えてみたいと思います。

僧侶

 タイや小乗仏教が広がっているにおいては、概ね作が中心になっています。タイを輸出できるほどのです。東南アジア作を中心とする社会は、その豊かな作の余剰をうまく配分する循環構造を作っていると仮定されます。

 小乗仏教は基本的に出義ですので、仏教に帰依する出した僧侶が多数存在します。そしてこの僧侶の集団は、社会の価値を裏付ける宗教とその維持のために宗教活動に専念します。こうした宗教組織を養うことができるのが、豊かな作という生産様式における余剰であったと思われます。そして、その豊かな社会、文化を背景仏教文化を創り出すことができてきたのではないでしょうか。

 作と僧侶。これらは、タイなどの東南アジアの豊かな文化と富の再配分構造の中で絶妙に連関しているのではと考えられると思うのです。

■文化と生態系の違いからくる文化の異なり

 エジプトペルーのイン帝国など、強な権の結びつきは、較的容易に想像できます。それとは異なった文化の形を持った地域でも独自の方法で豊かな文化を誇っていたところがあっといえるでしょう。その一つがタイなどの東南アジアです。

 は、このように世界の生態や文化を背景に蓄積されてきたという側面もあると感じます。

 今回は、東南アジアの文化におけるをめぐる雑感でした。
情報提供SBゴールド)(イメージ写真提供123RF

東南アジアの文化における金をめぐって=SBIゴールド