18日、駒沢オリンピック公園総合運動場体育館(東京世田谷区)で第23全日フットサル選手権大会決勝、シュライカ大阪vs名古屋オーシャンズが行われた。

 1次ラウンドから勝ち上がり、準決勝でバルドラール浦安と対戦した大阪は、2点をリードされながらも後半で追いつき、今大会初のPK戦を制して決勝へ進出した。対する名古屋は、Fリーグ2017/2018シーズン優勝チームとしてシードされ、決勝ラウンドから出場。準々決勝で府中アスレティックFC、準決勝で湘南ベルマーレを下し、決勝へと駒を進めた。

 7年前の同日、第16回大会の期間中に東日本大震災が発生し、大会は中止となった。昨日は、15時からの決勝を前に黙祷が行われた。

 試合は序盤からしい攻防が繰り広げられた。ボールを奪い合い、それぞれがチャンスを作るが、大阪GK原徹、名古屋GK関口優志と両GKが好セーブを見せ、なかなか得点が生まれない。前半も終盤に差し掛かった16分、名古屋コーナーキックを得てタイムアウトを取る。タイムアウト明け、FP吉川コーナーキックニアのFP太が受け、ゴール前へパス。これをFPヴァルチーニョが押し込み、名古屋が先制に成功した。

 0-1と名古屋リードで迎えた後半、25分にはGK関口ロングスローを左サイドで受けたFP平田ネト アントニオ マサノリアシストから、FP八木人が追加点を挙げる。2点を追う大阪は、り強く名古屋ゴールに迫り続けると、35分、ピッチを広く使ったパス回しからFP加藤実がゴール右でフリーになっていたFP佐藤ボールを送る。これを佐藤が押し込んで1点差に迫った。さらに追加点を狙う大阪は、相井GKに置きパワープレーを仕掛ける。しかし、集中した守備でこれをしのいだ名古屋が1-2で勝利。3大会ぶりとなる優勝を収めた。

 名古屋はFリーグオーシャンカップ、Fリーグ2017/2018でも優勝を収めており、3冠を達成した。そのチームを率いて2シーズンを終えたペドコス監督は「ここには(決勝ラウンドの)3日間だけでなく、1シーズン通しての思いがありました。ここにいる選手たち、アスリートたちの日ごろの努、隣にいる(太)キャプテンに、選手を代表して『お疲れさまでした。ありがとう』と伝えたい。とても難しいゲームで、決勝にふさわしい戦いができたのではないかと思っています。日本ではもっともっと、こういった決勝のようなゲームが必要とされていると思います。こういう舞台で、よりチームは成長します」とコメント残した。

 キャプテンを務め、守備的なポジションながら大会MVPを受賞したFP太は、受賞に驚いたとしながらも「個人賞は攻撃のポジションの選手が受けることがほとんとで、フィクソの選手が受けることはなかなかないのでそういったところを評価してもらえてうれしかったです。短いスパンの大会はフィジカルコンディションが難しく、こういった試合になるのは分かっていたので、ディフェンスの部分を丁寧に、というのを考えてやってきました。その中で、点を取れたりアシストできたりがプラスできたのはよかったと思います」と感想を述べた。

大会最終結果は以下のとおり

優勝
名古屋オーシャン

準優勝
シュライカ大阪

3位/フェアプレー
湘南ベルマーレ

MVP
太(名古屋

名古屋オーシャンズは、Fリーグオーシャンカップ、Fリーグ2017/2018、全日本フットサル選手権で優勝を果たした