オスカー俳優のメリル・ストリープとトム・ハンクスがスティーヴン・スピルバーグ監督作品でついに初競演を果たすことで大きな話題となっている映画『ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書』の本編映像が公開された。これまで『ハドソン川の奇跡』『キャプテン・フィリップス』など多くの作品で実在の人物を演じ、幅広い演技を披露してきたトムが、今回は“熱血記者”を熱演している。

【写真】『ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書』場面写真

 本作は、ベトナム戦争が泥沼化し、アメリカ国内で反戦の気運が高まった1971年、国防省の最高機密文書、通称「ペンタゴン・ペーパーズ」の存在を明らかにするために立ち上がった実在の人物を描いた作品。

 今回、公開された映像は、トム演じるワシントン・ポストの編集主幹であるベン・ブラッドリーとそのチームメンバーが、政府が隠し続けたベトナム戦争の真実を追求しようと動き始めたシーン。膨大な量の「ペンタゴン・ペーパーズ」を前に弱音を吐くチームメンバーに対し、「締め切りまで10時間だ。仕事に集中しろ!」とベンが喝を入れる様子が描かれている。

 ブラッドリーという人物を演じるにあたって、トムは自叙伝を読むなどの綿密なリサーチを行い、関係者へインタビューをして徹底的な役作りを行っている。トムは、「彼の妻のサリー・クインや彼と仕事をした記者など、多くの人に話を聞くことができてよかったよ。サリーとは、ベンの性格や彼の好きなところ、そしてワシントン・ポストに何を捧げていたのかについて話し合った。ベンに関する情報が多く集まりすぎて、全てを映画に反映できないことに苛立ちを感じるまでになった」と当時を振り返っている。

 また、一時期はブラッドリーの近所に住み、映画や世界情勢について何度も話をしたことがあるというスピルバーグ監督は、「ベンは第二次世界大戦中に海軍の指揮を執っていた経歴の持ち主だが、編集室でもまさに船長で、彼がチームを率いる様はまるで善意ある軍事活動のようだった。タフな人だったけど、優しさも兼ね備えていた。彼はワシントン・ポストを、歴史に名を残すような優れた新聞社に育て上げたんだ」とブラッドリーのことを分析した上で、「トム自身の解釈によるベン・ブラッドリー像を目撃できたのは素晴らしい体験だった」と、トムを絶賛している。

 映画『ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書』は3月30日(金)から全国公開。
『ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書』本編映像解禁!(C)Twentieth Century Fox Film Corporation and Storyteller Distribution Co.,LLC.