アーセナルが公式戦4連敗を喫した要因に言及 「我々に回復するための時間などなく…」

 アーセナルは現地時間8日に行われたUEFAヨーロッパリーグ(EL)のベスト16第1戦で、ACミランを敵地で2-0と撃破。準々決勝進出に向けて大きな一歩を踏み出したが、チームを苦しめる過密日程について、アーセン・ベンゲル監督が試合後の記者会見で「愚かなシステム」と、イングランドの日程を強く批判した。イタリアのサッカー専門メディア「カルチョメルカート・コム」などが報じている。

 ベンゲル監督が率いるアーセナルは、公式戦4連敗を経てこのミラン戦に臨んでいた。しかし、イタリアメディアが「ミランにとって手に負えない相手だった」と評するほどの内容でゲームを制圧して勝利。試合後の会見で「ここ数試合と違いすぎる」と質問されたベンゲル監督は、イングランドの日程が問題だと話した。

「イングランドには、ものすごく短い期間に何試合も繰り返すような愚かなシステムが存在している。我々は日曜日にリーグカップ決勝を戦い、木曜日にリーグ戦、また日曜日にリーグ戦、そして今日は木曜日だ。まるで、ノックアウトされてもすぐに立ち上がらなければいけないボクシングのようなものだ。我々に回復するための時間などなく、今日は大きな壁に当たったが、それに対する良いリアクションを見せることができた」

ミランとの第2戦へ気を引き締める

 今季のアーセナルは、FA杯は3回戦で敗退しているため、大会は一つ少ない状態となっている。それでも、先日に決勝が終わったリーグ杯を含め3つの大会を同時並行で戦う厳しい日程だった。ベンゲル監督は試合数が多すぎることが、チームパフォーマンスが不安定になっている要因だと話している。

 敵地で2-0の結果を収めたことについては「突破はまだ決まっていない。この瞬間には何も閉じていないんだ」と気を引き締めている。再び日曜日(11日)にリーグ第30節のワトフォード戦を戦い、木曜日(15日)のリターンマッチとなるEL16強第2戦で、初戦のリードを生かす安定したパフォーマンスを見せることができるだろうか。(Football ZONE web編集部)

アーセナルのアーセン・ベンゲル監督【写真:Getty Images】