ホテルマネージメントインターナショナル株式会社略称:HMIホテルグループ、本社:東京都中央区日本橋、代表取締役 虎)が運営している「保性館 亭」(島根県松江市)が、3月9日に開催されたの文化審議会において、登録有形文化財として登録認定をうけました。

「保性館」は、江戸時代中期の1702年に創業し、性(やすらぎ)を保つことのできる宿として開業以来300年をえる歴史があります。豊かな日本庭園の敷地内には昭和天皇にもご宿泊頂いた「亭」に加え、「閣」、「寿閣」、「佳閣」の4つの館で構成されています。開業以来変わらぬおもてなしの心、日本の古き趣きを感じる佇まい、こんこんと溢れるいにしえの温泉ロマン、厳選した食材を調理したご夕食など、多くのお客様にご顧頂いて参りました。

「保性館 亭」は、工川島徳次郎※(1871‐1955)により、1931(昭和6)年に皇族専用の宿泊棟として建てられました。
木造屋建で、燻瓦の桟瓦葺に熨斗棟を載せた入屋造とし、東面に葺の唐破を架け渡した寄状のを付しています。このは、1989(平成元)年に亭の南東側にあった表門の唐破を移設したもので、股に宝と勾玉をるなど、皇族専用の宿泊棟として相応しい意を掲げて格式ある佇まいを演出しています。
また、入屋屋根に加えて2 層のを延ばした3 枚の屋根が積層する優プロポーションを有し、これは小屋裏に仕込んだ材によって深い軒の出の造りをなし、桟瓦葺でありながら葺や檜皮葺の屋根に通ずる軽やかさを表現しています。
内部は、多な意を駆使して創意あふれた数寄屋にまとめられ、多種多様な銘木をふんだんに用いて造作に富んだ座敷飾を構え、材の大面2 枚を室全体に渡って架け渡した天井を形成するなど、天井や欄間、引戸に極めてやかな意を持ち、とりわけ桑材の輪切材を欄間や室内装飾に用いて趣あふれる造作をなしていることは、亭特有の意として特筆すべきものとなっています。

亭は、保性館ならび玉造温泉歴史を伝え、また島根県内の近代和風建築の高い文化準を伝える歴史・文化資産であり、HMIホテルグループとしては、こうした経緯を高く評して、今後とも地域の資産として大切に保存してまいります。
川島徳次郎
1871(明治4)年、島根県意生揖屋村(現在島根県松江市出雲町揖屋)生まれ。明治から昭和戦前期の出雲地方を代表する名工であり、重要文化財木住宅「飛閣」(松江市町)などを手掛けました。
保性館幽泉亭 松本間
所在

928-8588 島根県松江市玉湯町玉造1191-1
TEL:0852-62-0011 FAX:0852-62-2365
https://www.hmi-ryokan.jp/hoseikan/

■建物概要
木造屋建、瓦葺
建築面積112m2  (延床面積 約130m2

面構成
和室2間続き(8畳、10畳)、玄関、茶室 ほか

配信元企業ホテルマネージメントインターナショナル株式会社

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