マルイ池袋店で3月17日から開催予定だった「百合展2018」が、急遽中止になった。12日に百合ホームページに掲載された文書によると、展示そのものは会場を変えて開催できるよう調整中で、東京以外の大阪福岡での開催は、予定通り行うとしている。

百合展は、女性同士の恋愛や友情を意味する「百合」をテーマにしたイベント百合テーマにした作品を作るイラストレーター漫画家写真などが参加し、「表現方法にとらわれず、百合の魅を多くの方にお伝えする」ことを的にしている。2016年から開催されていて、今年で3回になる。

マルイ池袋店では先日、3月9日から開催予定だった「ふともも写真世界2018 in 池袋」を中止にしたばかりだ。百合展も、前回・前々回の会場はマルイ池袋店だった。染みの場所での開催が急に取りやめになったことと「ふともも写真展」の一件から、ネットでは「マルイオリンピックに向けて自的に表現規制に踏み切ったのでは」と推測するも出ている。

「直前に中止した展示と、一部内容が重なるものを開催するのはどうなのか考えた結果」


画像は百合展2018のサイトのキャプチャ

キャリコニュースでは、マルイの広報担当者に話を聞いた。結論から言うと、百合展中止は自的な表現規制ではなく、「ふともも写真世界展」中止の余波だ。

太もも写真世界展」は開催にあたり、マルイに「百貨店で開催するのはどうなのか」といったが寄せられたという。百合展に出展する作家30人の中には、この「ふともも写真世界展」催のゆりあさんも含まれ、百合展でも「ふともも写真」を展示する予定だった。

このため、「直前に開催中止を決めた展示と一部内容が重なるイベントを、通常開催してよいのか」と懸念し、

百合催のヴィレッジヴァンガードさんと相談した結果、開催を見合わせる運びとなりました」(マルイ広報担当者)

ということになった。ネットの一部で囁かれている自的な表現規制は「していない」と明言する。また、

「私達はこうした展示にマイナスイメージを持っているわけではありません。色々なご意見を頂いたことを踏まえたまでです」

と回答していた。

百合展は、大阪では3月31日から4月8日まで、なんばパークス7階パークホールで開催予定。福岡会場は今のところ未定だが、4月上旬の開催が予定されている。キャリコニュースでは、百合催のヴィレッジヴァンガードにも取材を申し込んでいる。回答があり次第追記する。

【追記】

3月13日22時過ぎ、ヴィレッジヴァンガード広報担当者が取材に応じた。百合展開催にあたり、同社宛に開催反対や抗議は来ていなかったが、マルイから相談があり、「弊社で開催見送りを決断した」と言う。

両社の間で、「太もも写真世界展」催者のゆりあさんの扱いについて話が出たかどうか聞くと、

「件の写真展の炎上把握しているが、弊社としては、個別のクリエイター、作品に関してどうというわけではない。マルイのほうから言及があったかどうかについても、具体的な内容については差し控えさせていただきたい」

という回答だった。百合展の代替会場の処はまだ立っていないが、「なるべくく探し、お客様にご報告できるようにしたい」と話していた。