初回に秋山に適時打を許し、3回は併殺打の間に1点を失う

 中日の松坂大輔投手が14日、本拠地ナゴヤドームで行われた西武とのオープン戦で、オープン戦2度目の先発マウンドに上がった。3月4日の楽天戦(ナゴヤD)から中9日空けてのマウンド。開幕ローテ入りを狙う右腕だが、この日の投球は精彩を欠き、3回を投げて3安打3四球、2つ死球を与えて2失点。奪った三振は2つという内容だった。

 西武の辻発彦監督はこの日、「1番・左翼」に西武時代にチームメートだった松井稼頭央を起用。初回に早速、西武時代のチームメート対決が実現。松坂はまず、松井稼を初球の真っ直ぐで右飛に打ち取り、最初のアウトを奪った。

 1死となってから迎えた源田には、2球目のシュートを打たれて右前安打。この日3番に入った秋山にはフルカウントから四球を与えて1死一、二塁のピンチを招いた。4番のメヒアは追い込んでから、高めのスライダーで捕邪飛に打ち取ったが、浅村に中前適時打を浴びた。初球のシュートで詰まらせたが、中前に運ばれた。続く山川は外角低めのボールになるスライダーで、バットに空を切らせて空振り三振。なんとか最少失点でしのいだ。

 2回は先頭の外崎をカットボールで二ゴロに打ち取り、木村文は高めのスライダーで見逃し三振に。炭谷にはフルカウントから四球を与えて走者を背負ったが、2度目の対戦となった松井稼を141キロの真っ直ぐで右飛に打ち取り、無失点で切り抜けた。

 3イニング目となった3回は先頭の源田に2ボール2ストライクからの6球目のストレートを弾き返され、左翼線を破る二塁打。続く秋山にはフルカウントから粘られて四球を与えた。無死一、二塁からメヒアはどん詰まりの投ゴロとなったが、二塁への送球が間に合わず。フィルダースチョイスになり、無死満塁とピンチが拡大した。

 1打席目にタイムリーを浴びていた浅村はカットボールで二ゴロ併殺打に打ち取ったが、その間に三塁走者が生還して2点目を失った。山川にはインコースの真っ直ぐで死球を与えると、外崎にも真っ直ぐがすっぽ抜けて2者連続死球。再び満塁のピンチとなったが、最後は木村文を中飛に打ち取って、何とか窮地を脱した。

 3回を投げて76球。当初の予定通り3回を投げ終えて降板し、4回からは2番手の柳裕也がマウンドに上がった。(Full-Count編集部)