インターネットサービスプロバイダーのインターリンクが、第13回「あなたが選ぶオタク川柳大賞」の結果を発表した。ネットでは川柳への絶賛の声が相次ぐ中、オタクの高齢化に関する声も上がっている。

投票総数5301票の一般投票から大賞「ネ申de賞」に選ばれたのは、「いいじゃない 通貨も彼女も 仮想でも」。2位と約600票の大差をつける圧倒的な支持を得た。2位は「アイドルに MajiでKoiする 50前」、3位は「厨二病 完治せぬまま 成人病」だった。

大賞に選ばれたポチパパさんは、「スマホにかじりつき2次元彼女とbitcoinをフリックしてる40代のオッサン…と言いたい所ですが、おかげ様でリアルな嫁と子と通貨に満たされた犬好き猫好きのオッサンです」と川柳から連想されるイメージを否定した。

今回のオタク川柳について、Twitterでは、

“時事ネタと悲哀を織り交ぜてて見事”
“おー。今年はヤケにオリティ高いな!!!www”

と絶賛する声が相次いでいる。さらに、

“詠んで知る進むオタクの高齢化(・ω・)ノ”
“オタク川柳の結果発表みて高齢化社会を実感した”

とオタクの高齢化に驚くユーザーも少なくない。実際、上位20作品のうち半数以上は40代・50代が応募したもので、なかには14位の「下り坂 46歳 推し疲れ」など川柳の内容から実年齢がうかがえるものもある。また、

“オタク川柳大賞の20位が秀逸すぎる”
“20位の「↑、R ↑、L、Y、B X、A」に感動…. 新時代の川柳だなぁ。ってかこれ川柳なの?”

と、大賞だけでなく20位の句にも注目が集まっている様子。

20位の句は90年代に流行した格闘ゲーム『ストリートファイター2』の隠しコマンドで構成され斬新さが際立つ。インターリンクの横山正社長はブログで、「川柳では最初の↓となるべきところが↑になっています。20年で多少腕がなまってしまったのでしょうか?ご自愛ください」と解説。コマンドの誤りが意図的なのかは不明だが、往年のプレイヤーのコマンドミスを表現した作品となっている。

80~90年代に流行した漫画の続編連載の開始や再アニメ化、リメイクなどが最近多いことも、オタクの高齢化を表わしているのだろうか。とにもかくにも、風刺が効いた粒ぞろいの作品にユーザーが沸いたオタク川柳大賞となった。
(山中一生)

■関連リンク
第13回あなたが選ぶオタク川柳大賞|インターリンク
https://www.575.moe/

第13回オタク川柳解説
http://interlink.blog/2018/02/%E7%AC%AC13%E5%9B%9E%E3%82%AA%E3%82%BF%E3%82%AF%E5%B7%9D%E6%9F%B3%E8%A7%A3%E8%AA%AC.html