先ごろAV女優の麻生希が覚せい剤所持の疑いで逮捕されたが、その直前、あるAVライターが麻生の知人と見られる人物から「情報を漏らしただろ」などと因縁をつけられていたことがわかった。

「2月の上旬、知らない番号から電話があって、男の声で一方的に『麻生希の情報をマスコミや警察に漏らしているだろ』と言われ、いくら否定しても『このことは業界中に知れ渡っているから、逃げられないぞ』とまで言われました。僕にはさっぱり何のことかわからないので、怖かった」

 こう話すライターは、成人誌などでAV関連の記事を手掛ける中で、過去に麻生を取材したこともあったが、「個人的に付き合いができたわけでもないし、接点はそれだけだった」という。ただ、業界人から「麻生がどっぷり麻薬に手を染めているらしい」というウワサを聞いたことはあったという。

「でも、それを僕が他でしゃべったりもしていなかったので、なぜ僕にそんな疑いがかけられたのかはわからないです」(同ライター)

 麻生は2012年にAVデビューし、「清楚なお嬢様系」として人気に。大手通販サイトの月間セールスランキングで1位になったこともあったが、16年に麻薬及び向精神薬取締法違反で逮捕。その後、SNSで「覚せい剤をやっているとかデタラメをいい回られ」たとして「自殺を決心しました。もう耐えきれません。さようなら」と書くなど、精神状態が不安定な様子を晒していた。

 今回は、前回の逮捕と同じ関東信越厚生局麻薬取締部によって、交際相手の自称DJとともに2月26日に逮捕された。容疑は同20日、マンション内に覚せい剤56グラムを所持したというもので、横浜地検は3月16日に起訴している。麻生は他にもコカインやMDMA、大麻など数種類の違法薬物や計量器具などを押収されており、覚せい剤に至っては約2,000回分にも相当する量だったこともあって、密売していた疑いも浮上中だ。最近は2時間20万円の高級デリヘル(風俗店)に勤務していた彼女だが、AVライターは「僕は、そのこともよく知らなかったのに」と話す。

 不思議なことに、このライターが脅されたのはこれで2度目だった。

「少し前に、あるAV関係者が脅迫事件で逮捕されたんですが、そのときも仲間と見られる男から『おまえが彼を陥れたんじゃないのか』って、勝手に決めつけられたんです。逮捕された関係者は不良グループの半グレメンバーとして知られていた人ですが、もともとAVライターをやたら敵視する人で、雑誌で『AVライターが主観でAV女優のかわいい、かわいくないを決めるから、AV業界が衰退している』という内容を書いていたんです。僕がその対象に見られたんでしょうね……」(同)

 立て続けに因縁をつけられたAVライターは、困惑しながら「たぶん最近、警察などがAV関係者の摘発に力を入れるようになって、内通者もいるとかいないとかで業界内が疑心暗鬼になっていて、誰かを裏切者みたいにしようとする風潮があるのでは?」とも話している。

 麻生の逮捕も、業界関係者の内部リーク説があるということか。
(文=藤堂香貴/NEWSIDER Tokyo)

麻生希のTwitter(@Nozomi777N)より