日本将棋連盟による4月9日週の公式戦は、10日に藤井聡太六段が竜王戦5組ランキング戦に登場。今期、昇級を決めれば史上最年少での七段昇段が決まる。11日からは佐藤天彦名人と羽生善治竜王による名人戦七番勝負が開幕。現在、佐藤名人が2連覇中で、羽生竜王が奪取すれば、タイトル通算100期の偉業を達成する。また14日には、今回からタイトル戦に加わった叡王戦七番勝負も開幕する。主な対局は以下のとおり。

4月9日(月曜日)

竜王戦1組出決 渡辺明棋王VS久保利明王将 (携帯中継)

竜王戦5組 石田直裕五段VS青嶋未来五段 (携帯中継)

棋王戦予選 小林裕士七段VS都成竜馬五段 (携帯中継)

棋聖戦決勝トーナメント 三浦弘行九段VS戸辺誠七段 (携帯中継)


4月10日(火曜日)

竜王戦3組 斎藤慎太郎七段VS西川和宏六段 (携帯中継)

竜王戦5組 阿部光瑠六段VS藤井聡太六段 (ニコニコ生放送・AbemaTV・携帯中継)


 数々の最年少記録を更新してきた高校生棋士・藤井聡太六段が、次に達成が期待されるのが「最年少での七段昇段」。昨年、竜王戦の6組ランキング戦で優勝、同5組に昇級したが、今年5組で決勝に残ると、昇段規定の1つ「六段昇段後竜王ランキング戦連続昇級または通算3回優勝」(連続昇級は、前回の昇級が現在の段位でなくてもOK)をクリアし、最年少七段が決定する。今回の対局は準々決勝のため、七段へはあと2勝と迫っている。


マイナビ女子オープン第1局 加藤桃子女王VS西山朋佳三段 (携帯中継)


 6つある女流タイトルの1つで、現在は加藤桃子女王が4期連続防衛中。挑戦者は、奨励会からプロ棋士を目指している西山朋佳三段で、2014年度にはリコー杯女流王座のタイトルにも挑戦している。


4月11・12日(水・木曜日)


名人戦第1局 佐藤天彦名人VS羽生善治竜王 (ニコニコ生放送・AbemaTV・名人戦棋譜速報・携帯中継)


 2連覇中の佐藤天彦名人と、2年前に名人だった羽生善治竜王との名人戦七番勝負第1局。2017年度は35局で16勝19敗と、プロ入り後初めて勝率5割を切る不振だった佐藤名人だが、名人のタイトルは稲葉陽八段との激戦を制して守りきった。一方、羽生竜王は若手が台頭する中、竜王・棋聖を保持し、この七番勝負を制すれば、タイトル通算100期の大偉業を達成する。さらにこの対局に勝利すると、大山康晴十五世名人以来、史上2人目の通算1400勝を達成する。


4月11日(水曜日)


竜王戦1組 広瀬章人八段VS稲葉陽八段 (携帯中継)

棋王戦予選 村田智弘六段VS宮本広志五段 (携帯中継)

新人王戦 高見泰地六段VS大橋貴洸四段 (携帯中継)


4月12日(木曜日)


竜王戦1組 松尾歩八段VS豊島将之八段 (携帯中継)

竜王戦1組出決 佐藤康光九段VS郷田真隆九段 (携帯中継)

王位戦挑決リーグ 谷川浩司九段VS木村一基九段 (携帯中継)

棋王戦予選 井上慶太九段VS中田功七段 (携帯中継)


4月13日(金曜日)


王位戦挑決リーグ 澤田真吾六段VS千田翔太六段 (携帯中継)

王座戦二次予選 深浦康市九段VS村山慈明七段 (携帯中継)

王将戦一次予選 森内俊之九段VS斎藤明日斗四段 (携帯中継)

王将戦一次予選 森下卓九段VS佐々木大地四段 (携帯中継)


4月14日(土曜日)


叡王戦第1局 金井恒太六段VS高見泰地六段 (ニコニコ生放送・携帯中継)


 叡王戦が8大タイトル入りしてから初の七番勝負。今回が3期目で、過去の2期はその年の優勝者が叡王になっていた。今期の優勝者が、他のタイトル同様に叡王を保持することになり、4期目からは本戦優勝者が挑戦権を得る。金井恒太六段と高見泰地六段は、いずれもタイトル戦初登場。


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▶4/10(火)9:30~ 第31期 竜王戦【5組】ランキング戦 阿部光瑠六段 対 藤井聡太六段


▶4/11(金)8:30~ 第76期 名人戦七番勝負 第一局 1日目 佐藤天彦名人 対 羽生善治竜王


▶4/12(金)8:30~ 第76期 名人戦七番勝負 第一局 2日目 佐藤天彦名人 対 羽生善治竜王