日清焼そばU.F.O.ビッグ」は3月5日日清焼そばU.F.O. 大盛』という名称に変わり、”性にソース食いたい”の欲望に答えられるのは己れのみとばかりにパッケージリニューアル。そしてマヨビーム効果で近年注のが「一ちゃん店の焼そば」シリーズ明星ちゃん店の焼そば 大盛』として3月19日リニューアル。これはもう大盛り焼きそば戦争勃発の気配。東日本人気定番ペヤングソースやきそば大盛』も加えて、トリプルで食べしてみた。どれが一番満足度が高いのか!?

お腹の虫が大騒ぎしている時にこそ食べたい、ボリューム満点のカップ焼きそば三羽烏!

西の「U.F.O.」、東の「ペヤング」(北海道は「やきそば弁当」)という勢図が変化を遂げたのは2015年からしマヨネーズビーム状に放出する小袋でかけやすくした”マヨビーム”を、前面に押し出した広瀬すず出演の「一ちゃん店の焼そば」CMの流行。甘めで濃いソースの「U.F.O.」と、あっさりまろやかソースの「ペヤング」とはまた別のマヨビームが立ち上がったのだ。

 

 

まさに混戦模様。今回はそんな3商品を、どれだけ食べ応えがあるかという満足度の観点から較してみようと思う。カップ麺界の常識として、たくさん食べたいなら焼きそばを選べというのが定説。ならばカップ焼きそばこそが、大盛り界を制するメニューになるはずだ。

ただ単純に麺量でべれば、ペヤングが最重量で、残り2つは横並び。ソースや具材の合わせた重さで言うとペヤング、一ちゃん、U.F.O. の順。しかし満足感というのは、そんな数字で割り切れるほど簡単ではないはずだ。

 

 

それでは極限までお腹をすかしてから、食べ比べてみよう。

日清焼そばU.F.O. 大盛』

(167gうち麺130g・希望小売価格 税抜205円・2018年3月5日発売) 必要湯量700ml/湯入れ時間3分/中太油揚げ麺/かやく(大切りキャベツ豚肉)/ふりかけ青のり紅しょうが

 

1976年発売の西日本中心に大きな人気を誇るロングセラブランド・U.F.O.。今回のリニューアルは、”性にソース食いたい”の欲望に答えられるのは己れのみ”というコンセプト。もともと濃いめの甘辛ソースが特徴のこってりカップ焼きそばの元祖的存在で、濃い味に慣れたコンビニ舌の持ちにもっともアピールするタイプ。それを”旨さ凝縮濃い濃いソース”と命名することによって価値の再発見を促す戦略。

かやくはあらかじめ入っている。後入れはソースふりかけ130gの麺量に熱湯を入れると、かなり重い。こぼして火傷しないようにシンクのそばでの調理を推奨する。ただ湯切り時はそこまで重くは感じない。

さあ食べてみよう。キャベツは確かに大切りで、存在感大あり。たいタイプソースの香りは香ばしく甘さを秘めつつさっぱり食べられるU.F.O.の技術の結晶が生み出した美味しさ。確かに濃いのだけれど、それを食べやすくする味がいい。おいている人なら、ペロリといけるちょうどいい大盛りという感じだ。

 

 

明星ちゃん店の焼そば 大盛』

175gうち麺130g・希望小売価格 税抜205円・2018年3月19日発売) 必要湯量770ml/湯入れ時間3分/油揚げ麺/かやく(キャベツダイス状味付け)/ふりかけソースシーズニングパウダーマヨネーズフレーク、アオサ、紅生姜)/からしマヨネーズ付き

マヨビームができるというだけで、マヨラーからは問答用に支持される一ちゃん店の焼そば。からしマヨネーズふりかけが後入れで、先にもうキャベツダイス状味付けは麺とともに入っている。その最大の特徴は、ソースを麺にあらかじめ練りこむことによって生み出される徹底的な濃厚味つけ。しかもからしマヨネーズ量をアップしてより濃厚な”マヨ濃 (コク)”を実現しているというからそら恐ろしい。

スターソースベースソースにもコクを引き出すためにマスタードを加えている念の入りようで、一番味が強く、ツーンと抜けるマスタードからしが刺的。麺はU.F.O.よりも細く、マヨネーズとの絡みはいいが、少し麺のごたえが軽いのが惜しい。

 

 

ペヤングソースやきそば大盛』

237gうち麺180g・希望小売価格 税抜220円・発売中) 必要湯量820ml/湯入れ時間3分/油揚げ麺/かやく(キャベツ、味付けひき肉、ごま、香辛料、アオサ、紅生姜)/ふりかけ(アオサ、ごま、紅生姜

これはもう老舗商品ともいうべき2004年発売の製品。当初は通常サイズ、1.5倍、この2倍という3路線があったそうだが、結局ユーザー的には通常か、2倍盛りを選ぶ結果となり、今では1.5倍は存在しない。しかしこの2倍量サイズははじめ冗談かと思ったが、定番商品になってしまったのだから世の中というのはわからない。そんなに空腹者が多いのか?

かやくの鮮度を気にするペヤングならではの袋入りかやくを麺の上にあけ、念入りに湯切り。ちなみに通常の倍サイズということで、湯切りは一番危険。バランスも悪くなるし、手を持つところは熱くなるしで一苦労。上記2商品のように脂感の強いソースならあまり立たないのだが、あっさりまろやかスープが身上のペヤングは、しっかり湯切りしないとたちまち薄く感じて、物足りない味わいになりがちだからだ。

後入れでソース。よくかき混ぜてからふりかけスパイスをかける。混ぜるのも一苦労。スパイスふりかけの量が2倍でないところは、幾分釈然としないが。上記2品の後に食べると、猛にスッキリした味わい。香ばしくてコクもあるウスターソースは、さらっとしている分、今となっては地味か。しかしあえていうなら、一番、麺自体の美味しさを味わえるタイプ焼きそばだと感じた。ただあっさりしている分、量が多くても食べやすい。

 

 

『日清焼そばU.F.O. 大盛』満足度★★★★★

焼きそばの美味しさとは何なのだろうと、考えさせられる3製品食べべ。近年の濃い味ブームから考えると、ソースを食べるための焼きそばとしての完成度が高いのは『日清焼そばU.F.O. 大盛』だった。

40年をえる歴史の中で、この中毒性のあるソースを生み出したのは、歴史上の事件である。濃い味わいで飽きさせない130g、量とともに味覚の満足感も高い。

 

 

『ペヤングソースやきそば超大盛』満足度★★★★

それに続くのはやはり伝統の味わいの『ペヤングソースやきそば大盛』か。スパイスを練りこんだ麺とあっさりしつつコクのあるソースは、麺の小麦粉由来の美味しさとともに食べる本来の焼きそばの原点を思わせる味わい。

単調なわりには地に食べていってしまうのは、さすがのロングセラーである。訥ではあるけれど、そこがいい。何よりも大盛りの中では独走の2倍量は満足度はかなり高い。

 

『明星 一平ちゃん夜店の焼そば 大盛』満足度★★★

多分狙いは正しいのだと思う。濃くて甘くて香ばしく、からしマヨネーズを借りて濃厚さをさらにパワーアップというのは。惜しかったのは麺。ソースを練りこんだ麺ということで期待してしまったが、3製品の中では最も細く、縮れが強いのは良いのだが、柔らかな食感はどうしても物足りない。

フルーティー味さえ感じさせる上質なソース、マヨビームという楽しみもある。それでも焼きそばの足ともいうべきコシが足りないのがもったいなかった。ただ満感はマヨネーズの分だけ重い

もちろんここで挙げたのはあくまで記者の個人的な見解。おいたときに食べて味覚とともにどれだけの満足感を得られるかをべた結果だ。今後のスーパー減りタイミングの、何らかの参考になるとうれしい。

 

 



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