文・取材・撮影:しんのすけ

 2018年4月7日、8日の両日、福岡県・北九州市小倉のハイパーメッセにて、『Fate/Grand Order Arcade』(以下、『FGO Arcade』)の第2回ロケテストが開催された。その2日目には、“『Fate/Grand Order Arcade』ファンミーティング in 小倉”が実施され、『FGO Arcade』の開発陣によるトークや最新情報、質問コーナーなどが行われた。

 ファンミーティングは、ロケテストスペース内にて行われ、まずは進行を担当したセガ・インタラクティブの藤木氏と本作ディレクターの伊神公博氏が登場。そして、FGO PROJECT クリエイティブプロデューサーの塩川洋介氏、『Fate/Grand Order』マーケティングディレクターのクイック石倉氏がスペシャルゲストとしてユーザーの前に立った。


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 ファンミーティングの初めは、伊神氏から改めて『FGO Arcade』のゲーム概要の説明が行われた。3対3のチーム戦であることや対戦の勝敗条件、聖杯システムなど、既存の情報ではあったが、会場を訪れたユーザーの中には、まだ本作を未プレイの方もいたため、伊神氏の説明を真剣な表情で聞いていた。


 続いては、『FGO Arcade』の新情報発表。2018年7月下旬に稼動予定の本作には、20騎のサーヴァントが稼動時に実装されることがアナウンスされている。9騎のサーヴァントはすでに物理カードが公開されているが、ここでは新たに2騎の参戦サーヴァントの参戦が明らかに! レオニダス一世(ランサー)とカリギュラ(バーサーカー)という筋肉ムキムキなサーヴァントの発表に、クイック石倉氏からは「女性サーヴァントの発表はないの? 今回は九州男児向けにムキムキのふたりをチョイスしたんですか?(笑)」という言葉も飛び出し、会場を沸かせていた。

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 新情報発表に続いて、質問コーナーへ。このコーナーは、ロケテスト参加者に『FGO Arcade』開発陣に聞いてみたいことを事前に書いてもらい、その中からいくつかの質問に答えるというもの。4つの質問に対して、伊神氏、塩川氏、石倉氏が冗談を交えつつ回答していた。

Q 宝具の避けかたを教えてください
伊神氏 宝具の準備モーション(黄色のオーラ)などを確認して、その敵から離れるといいです。サーヴァントごとに宝具の効果範囲が違うので、その範囲を事前に覚えておくことも大事ですね。

Q ほかの作品とコラボレーションすることはありますか?
石倉氏 何かしらのコラボができたらおもしろいですよね。『FGO Arcade』ならではで。
塩川氏 要検討ですかね。いまは2018年7月にしっかりと『FGO Arcade』を稼動させることを最優先にして開発を進めていますので、お待ちいただければと思います。

Q 初期実装サーヴァントでいちばん制作に苦労したのは誰ですか?
伊神氏 いちばん最初に作ったサーヴァントはアルトリアだったのですが、「『FGO』のアルトリアのエクスカリバーを、どうやったら3Dで違和感なく表現できるのか」に最初とても時間をかけました。
塩川氏 そうでしたね。『FGO』のバトルキャラクターは、側面からしか見えませんし、移動もしません。そういった部分を『FGO Arcade』でどうやって作るかは最初のころの課題でしたよね。
伊神氏 「アルトリアってどうやって走るんだろう?」とかですよね。
塩川氏 最初はぜんぜん違う動きのバージョンも作っていたんですが、「英霊感はあるけど、『FGO』感はないよね」という話になったんです。そこで、サーヴァントの攻撃モーションなどは、あえて『FGO』と同じにしてみました。
伊神氏 それで“『FGO』らしさ”がかなり表現できるようになったと思います。
石倉氏 ちなみにエリザベートのスカートがヒラヒラ動くのは誰の趣味?
塩川氏 それは決まってるじゃないですか(伊神氏を見つつ)。
伊神氏 (笑)。スカートがかわいく揺れるように、こだわっています。

Q アーケードでは、本家のようなイベントを開催する予定はありますか?(イベント限定サーヴァントやバレンタイン礼装など)
石倉氏 (会場に向けて)ちなみに気になるイベントはありますか? バレンタイン? サーヴァントからチョコをもらえるとかおもしろいですね。
塩川氏 確かに何かやりたいですね。
石倉氏 水着とかふんどしとか!
伊神氏 ふんどし(笑)。
塩川氏 『FGO』の中でもさまざまなイベントを実施してきましたから、そういった特別なサーヴァントを『FGO Arcade』で触れるようになるとうれしいですね…(伊神氏を見つつ)。
伊神氏 (苦笑しつつ)がんばります!


 新情報あり笑いありのファンミーティングもいよいよラスト。「ロケテストで皆さんからいただいたご意見を活かして、製品版をよりよくするためにがんばります」と伊神氏。「『FGO』、『FGO Arcade』を始め、さまざまな施策で皆さんにFGO PROJECTを楽しんでいただけるように、今後も精一杯がんばってまいります」と塩川氏が締めの挨拶を行い、会場からの暖かな拍手でファンミーティングは終了となった。


 ファンミーティングの後、伊神氏に今回のロケテスト、およびファンミーティングに関して、簡単に感想を伺った。

――今回のロケテストを振り返ってのご感想をお願いします。
伊神氏 ユーザーの皆さんとお話しする機会はあまりないので、貴重な機会が作れてよかったです。

――ユーザーの皆さんの反応はいかがでしたか?
伊神氏 初めてプレイされる方の反応は非常に参考になりましたね。「こういうところがわかりにくかったな」や「ここは改善しなければ」という情報をかなり得られました。

――今回のロケテストの結果を見て、本稼動までに改善する箇所はあるのでしょうか?
伊神氏 稼動ギリギリまで、できる限り手を入れるつもりです。ゲーム内の要素はもちろんですが、アーケードゲーマーなら当たり前のこと……Aimeをかざすタイミングや、物理カードをカードリーダーで読み込む方法などをもっとわかりやすくしたいな、と。

――そこまで手を入れる理由とは?
伊神氏 初めてゲームセンターに遊びに来られるユーザーさんが、『FGO Arcade』をプレイされる方には多いと思いますので、その方々が遊びやすいゲームの提供を目指したいんです。もちろん、いままでも遊びやすさは意識しながら開発を進めていましたが、今回のロケテストでその気持ちがもっと強くなりました。そういう意味でも、非常に意味のあるロケテストでしたね。