今やサッカーワールドカップ(W杯)の常連国となった日本に対し、中国サッカー代表は低迷が続いていて、W杯への出場も逃し続けている。同じアジアの国であるにもかかわらず、ここまでサッカーの実力に差があるのはなぜなのだろうか。

 中国メディアの楽視体育は6日、中国の国内サッカーリーグのプロ化が実現したのは1994年のことであり、92年にJリーグが発足した日本と比べても時期的に大差なかったとしながらも、日本と中国のサッカーにおける実力差は拡大する一方だと論じる記事を掲載した。

 記事は、日本と中国が国内サッカーリーグのプロ化を実現したのは「ほぼ同時期」と言って良いと指摘し、当時の中国サッカーの実力は日本よりわずかに上だったと指摘する一方、プロサッカーリーグを運営していくうちに日中のサッカーにおける実力差は完全に逆転してしまったと論じた。

 続けて、日本は98年にW杯への初出場を果たすと、今では常連国となったと指摘する一方で、中国は2002年の日韓W杯で初出場した以外、W杯とは一切無縁であることを強調。そして、日中のサッカーの分岐点となったのが02年だったとし、日本は変わらず前進を続けるなか、2010年に八百長スキャンダルが明らかになるまで停滞を続け、その後の成長も緩慢であると指摘した。

 中国には広州恒大をはじめ、高い実力を持つプロサッカークラブは存在するが、それはあくまでも豊富な資金力で引き抜いた外国人選手がいることが大きい。現時点では外国人選手の存在が中国代表のレベルアップにつながっておらず、こうした点は中国サッカーにとっての改善点だと言えるだろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)
ほぼ同じ時にプロ化したのに! 「なぜ中国は日本サッカーに追いつけない?」=中国