サッカーのワールドカップ・ロシア大会に出場する日本代表の監督に、西野朗技術委員長が就任することが4月9日、発表された。


 同日会見を行った日本サッカー協会の田嶋幸三会長(60)は、約2カ月後に大会が迫る中、バヒド・ハリルホジッチ監督(65)を電撃的に解任、西野朗氏(63)を後任に充てることを発表した。


 田嶋会長は冒頭、ハリルホジッチ監督との契約を4月7日付で解除したとし、「試合の勝った負けた、その他だけで監督を更迭するわけではない。みなさんの意見だけで決めているわけでもない。ただマリ戦、ウクライナ戦後の選手とのコミュニケーション、関係性が多少薄れてきたこと、今までのことを総合的に評価し、1%でも2%でも勝つ可能性を追い求めていくためにこの結論に達した」と明かした。


 後任の西野氏については「短い期間の中では、内部昇格しか無い。中でも西野技術委員長が一番チームを見てきた」とし、「日本サッカー界の結束、今こそ蓄積してきた叡智を結集して、選手たちへの全力でのサポートすべきときだ」と訴えた。


 西野氏は現役時代、日立製作所でプレーし、1974年から1978年まで日本代表を経験。引退後は指導者としても活躍し1991年からU-20日本代表、1994年からU-23日本代表を率いると、アトランタオリンピックでは世界の強豪ブラジルを倒す「マイアミの奇跡」を起こした。その後、Jリーグの各チームで監督を歴任すると、2016年には日本サッカー協会の理事、技術委員長に就任した。


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