仮想通貨取引所「bit station」を運営するビットステーションは4月6日、廃業すると発表した。幹部が顧客の仮想通貨を私的に流用していたとし、3月に金融庁から業務改善命令を受けていた同社。態勢の立て直しに努めてきたが、「万全の態勢を整えることが難しい」と判断したという。顧客の仮想通貨・円の払い出しは引き続き受け付ける。

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 同社は、仮想通貨交換業者登録申請中の「みなし業者」。3月8日、「100%株主だった経営企画部長が、利用者から預かったビットコインを私的に流用していた」などとし、金融庁から1カ月の業務停止命令を受けていた。同社は流用があった事実を認め、同日以降、仮想通貨と円の出金以外の機能を停止している。「流用された仮想通貨は全額戻し入れており、顧客の財産が不足している状態ではない」という。

 業務停止が明ける2日前の4月6日、廃業を発表。「指摘を受けた利用者財産を適切に管理するための態勢改善に努めてきたが、現在の状況下では、昨今の仮想通貨を取り巻く情勢変化に対応するための万全の態勢を整えることが難しいと判断」したという。8日以降も、円と仮想通貨の出金以外の機能を停止し、廃業に向けた手続きを検討するとしている。

bit stationトップページより