Oculus社が2016年に申請した特許が先月、米国特許商標庁から公開されました。新たに公開された2件の特許は、VRにおいて手へ感触などのフィードバックを与えることができるグローブに関するものです。

ワイヤーなどを用いて手関節の動きを制限させることでフィードバックを実現


今回公表された2件の特許は、手の動きを動的に制限することで、あたかもその場に仮想の物体があるかのような感触を提供するものです。手の甲に取り付けられたアクチュエータを用いて、グローブ内でワイヤーを制御したり、人工腱を制御することで手関節の曲げを制限し、ハプティックフィードバックを表現する手法が提案されています。

これらの特許では5本全ての指を制御するわけではなく、親指から中指までの3本、または2本のみとなっています。ものをつかむ際には親指や人差し指を使うことが多いため、2,3本でも十分なフィードバックを与えることができると考えられます。

ハンドコントローラーの今後に注目

Oculusでは手をVR空間へどのようにの検討を続けており、2017年2月にはFacebookのCEOであるマーク・ザッカーバーグ氏がハンドトラッキングシステムを使ったデモをOculusの研究施設で体験しています。

ザッカーバーグ、OculusでVR/AR用の手袋型コントローラーを体験 | Mogura VR

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すでにハプティックフィードバックグローブは先日Noitom社がビジネス向けデバイスの発売を開始しています。他にも人工腱方式を検討しているスタートアップも存在します。VRにおいて指が自由に使えるようになれば、没入感の向上に繋がるでしょう。

VRで指をシミュレートできるグローブ、ビジネス版が販売中 | Mogura VR

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VR向けグローブ、人工腱で指に“張り”や圧力を再現 | Mogura VR

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(参考) BentureBeat USPatent