牡馬クラシック第1弾の皐月賞(3歳・GI・中山・芝2000m・1着賞金1億1000万円)は無敗の2歳王者ダノンプレミアムが右前脚ザ石の影響により回避。混戦ムードが漂う中、昨年8月にスタートした一口馬主クラブ法人「DMMバヌーシー」が、有力候補のキタノコマンドールを出走させる。その記者発表会が9日に行われ、名づけ親で映画監督・タレントの北野武、レースで騎乗するM.デムーロ騎手、管理する池江泰寿調教師がゲスト出演した。
 
 皐月賞出走についてたけしは「馬の血統のおかげ」と語り、前走すみれSの映像を見ると「凄い脚、可愛いよね」と満足そうに振り返った。初騎乗となるM.デムーロ騎手は「すみれSは、後ろから届かない展開を差し切ったので、強いという印象を受けました」と語った。
 
 たけしから、馬の調子を質問された池江調教師は「キタノコマンドールはレースが近いことをわかっています。馬体も成長しています、新馬戦からすみれSの中間よりは歩様はスムーズですから、さらに上積みがあると思います」と状態の良さをうかがわせた。
 
 たけしは、皐月賞当日はレギュラー番組収録のため、競馬場での観戦は叶わなかったが、「勝ったら何かやらないといけないな。事務所から独立でもしようかな」とジョークを交え、レースについては、「スタートから先頭に立って1着ブッチぎり」「2着じゃダメですから蓮舫。勝負事は1着しかない。2着もペケも同じ」とたけし節全開で予想を披露。「調教師も騎手もトップのこのメンバーで凱旋門賞に行きたい。ただ、完璧すぎるのは良くないので自分がアヤをつけている」と持論を語った。

 記者発表会後、池江調教師は、「記者発表会は新しい試み、こういう場に参加できて光栄。テレビのスーパースターであるたけしさんと初めてお会いして緊張しましたが、会見前に、たけしさんの方からタニノムーティエやダイシンボルガードの厩務員さんのエピソードを振ってくれて、緊張がほぐれましたし、競馬への知識が深いこともわかって、改めて天才なんだと思いました」と語れば、M.デムーロ騎手は、「25年騎乗してきて初めてで素晴らしいこと。世界のキタノと出会えて光栄です」とコメント。
 
 前走のすみれSを好タイムで勝ち、ここまで2戦2勝。昨年はG1・6勝、今年も大阪杯でG1勝利を飾ったM.デムーロ騎手とともに、大舞台に挑む。発走は4月15日(日)15時40分。

左からM.デムーロ騎手、北野武、池江泰寿調教師