燃えデブ第14回はあの与田剛の再来と期待される中日ドラ1右腕・鈴木博志

両国でオカダVSザック・セイバーを見ながら考える

 古すぎて新しく見えるモノ。

 勘違いしないで欲しいが、90年代後半の青木裕子大原かおりのグラビアの話でも、飯に食ったいい感じにくたびれた天丼屋の報告でもない。新日本プロレスだ。両でのオカダ・カズチカザックセイバーJrIWGPヘビー級選手権を見ながら、そんなことを考えた。V11王者オカダをあと一歩まで追い込んだザックの7822種類とする関節技の数々。黒パンツ、レガースのシンプルリングコスチュームサブミッションマスターは、復帰をしながらLAヘッドコーチを務める柴田勝頼のを見事に埋めている。手な技やコスチュームが多い現代の新日において、柴田の古き良きストロンスタイルレアだった。昭和からのオールファン受け皿としても機。そして今、イギリス人で鈴木軍に所属するザックがそのを継承しつつあるわけだ。以上!…なんて唐突に柴田モノマネをかましつつ今週も『燃えデブ』が始まった。

ドラ1ルーキー鈴木博志が巨人相手に堂々の本拠地デビュー

 先週4日の中日巨人戦、ドラ1ルーキー鈴木博志が本拠地ナゴヤドーム登板ジャイアンツ上位打線相手に3者連続三振璧な投球を披露した。この日最速153キロのストレートプロ登板広島戦では155キロを計測)に、往年の与田剛の姿を重ねたファンも多いのではないだろうか。904月7日の開幕戦で延長11回の一打勝ち越しのピンチ登板すると見事2三振失点デビューベンチの燃える男・星野仙一監督哮、マウンドに仁王立ちする若き日の与田の姿は強だった。この年、背番号29は31セーブを上げ最優秀救援投手と新人王にいたが、同じくドラ1右腕の鈴木にはその再来を期待したい。8日現在、4試合登板でまだ失点、わずか被安打1、12打者に対し5奪三振と、この男がセ界の新人王レースリードする可性も高い。

 …って、確かに21歳の鈴木博志181cm95kgの立なガタイだけど、デブと言うより社会人ヤマハ時代に右肘のリハビリで地にウエイトトレーニングを続け意図的に増量したのは知られた話だ。なのになぜ『燃えデブ』に登場するのか? それは各社の2018年プロ野球選手名鑑を見れば答えは明らかだ。ほぼすべてに共通で書かれているのが『メジャーを代表する抑え投手クレイグ・キンブレルレッドソックス)に憧れ背番号46を希望』のエピソード。そう、ここまではドラフト時の報道で知っていた。今回の注はそのあとで、各社の自由すぎる鈴木紹介文である。

大食漢でラーメン替え玉17玉、あんぱん顔で菓子パン好き

「6面立体パズルを得意とし、自転車ゴルフバスケットボール映画鑑賞、描画、工作など多趣味な一面も」(日刊スポーツ名鑑)、「大食ラーメン替え玉17玉の記録を持つ」(Slugger特別編集名鑑)、「あんぱん顔で菓子パン好き」(報知名鑑)…ってラーメン17玉も食うなら他に違うもの注文した方がいい気がするとか、もはやスープなくなるでしょとか、あんぱん顔と菓子パン好きは関係ないだろう…なんて突っ込みどころ満載

 なんか古すぎて新しいこの感じ。平成初期あたりまで球界では大食い伝説伝がよくられてきた。いやいや、それ周囲の記者が悪ノリで盛ってるはずと思って、念のため本人のTwitterアカウントトップ画はもちろんキンブレル)を確認してみる。プロ入りしてからほぼ更新されていないが、2016年8月6日には「今日夕飯すき家、丼2セット!」と画像付きツイート発見。牛丼大盛りマグロ丼、サラダ生卵とろろ味噌汁と圧巻の量をサクッとらげる男の嗜み。この世に“丼2”というパワーワードで落ちないおネエちゃんはいないだろう。どうだ、君も『すき家』で丼ツー食える男にならないか? いいか、ストツーじゃない丼ツーだ。そう優しくりかけてくるかのような男気溢れるツイートだった。

 鈴木イチローに名前の普通さでは負けていない鈴木ヒロシ野球界のSUZUKIブランドはまだまだ健在である。ではラストはもちろん鈴木みのるのこの言葉で終わりにしよう。

 「鈴木軍、イチバーン!」
 


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