米全国紙「USAトゥデイ」が投打で活躍する大谷を特集

 エンゼルスの大谷翔平は8日(日本時間9日)のアスレチックス戦で、7回1死まで走者を1人も許さない完全投球という圧巻の内容で、今季2勝目を手にした。打者としても3試合連続アーチを記録するなど、ベーブ・ルース以来の二刀流として米球界に衝撃を与え続けるルーキーを、米メディアはこぞって特集記事で取り上げている。

 本拠地初登板となった8日のアスレチックス戦では“完全未遂”となる7回1安打無失点、12三振を奪い2勝目を挙げ、打者としてもここまで3戦連発を含む18打数7安打3本塁打7打点、打率.389をマーク。ここまでの衝撃の活躍ぶりを米全国紙「USAトゥデー」電子版は、「大谷翔平:歴史的な二刀流MLB参入における驚くべき13の事実」と見出しを立て特集を組んだ。

 メジャー初先発マウンドから8日間で作った数々の“伝説”を振り返り、試合に出場するたびに世界にセンセーションを巻き起こす大谷翔平を「正真正銘の本物」だと紹介している。

 記事では、4月1日(同2日)敵地アスレチックス戦で踏んだメジャー初マウンドから、順に日を追いながら“13の真実”を挙げている。

4月1日
1.大谷はメジャー初勝利を記録。エンゼルスは7-4でオークランドに勝利。この試合で降板までの打者15人中14人をアウトに仕留めた。
2.92球を投げ63球がストライクだった。また、初回先頭から9打者中8打者を含む、22打者中14打者が初球ストライクとなった。
3.18の空振りを奪ったが、昨季エンゼルス先発投手がこの数を超えたのは3回のみ。
4.時速100マイル(約161キロ)を2回記録。

1921年のベーブ・ルース以来初めて、投手として勝利した次の試合で野手として本塁打

4月3日
5.メジャー初白星からわずか2日後にインディアンス先発トムリンから初打席で3ランホームラン。
6.1921年のベーブ・ルース以来初めて、投手として勝利した次の試合で野手として本塁打を放った。

4月4日
7.2試合連続本塁打をサイ・ヤング賞投手のコーリー・クルーバーから放った。
8.本拠地デビューから2試合連続本塁打を放ったエンゼルス史上初の選手。

4月6日
9.3試合連続で本塁打を記録。ダニエル・ゴセットから放った。
10.データ解析システム「スタットキャスト」によると、大谷の本塁打の打球速度は112.4マイル(約181キロ)、推定449フィート(約137メートル)飛んだ。いずれも今季エンゼルスの最高記録。

4月8日
11.投手として2度目の先発。打者19人を連続凡退とし、12奪三振を記録。アスレチックスに6-1で勝利した。7回で被安打1。2勝0敗、防御率2.08となった。
12.空振りを奪ったのは24回で、今季1試合最多記録。12度は空振り三振でファウルは3球だけ。
13.デビュー戦2試合で7回以上、被安打1以下、与四球1以下、12奪三振以上を記録した投手は、1997年のスティーブ・ウッダード、1960年のフアン・マリシャル以来である。

 わずか8日間で集まった13の驚くべき事実。果たして162試合を戦う過程で、驚くべき事実はどこまで積み上がるのだろうか。(Full-Count編集部)

本拠地初先発で圧巻の投球を披露したエンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】