嵐・二宮和也主演の日曜劇場「ブラックペアン」(TBS系、夜9時~)の原作者・海堂尊がドラマの撮影現場を訪れ、二宮をはじめ共演の竹内涼真、葵わかな、小泉孝太郎らキャストが一堂に会した手術シーンを目の当たりにした感想を語った。

 海堂の小説「新装版 ブラックペアン1988」(講談社文庫)に基づく本作。主人公の天才外科医・渡海征司郎(二宮)を中心に、大学病院に突如導入されることになった手術用最新医療機器・スナイプをめぐる疑惑や、“ブラックペアン”と呼ばれる特製のペアン(止血用鉗子)に秘められた過去が描かれる。竹内は渡海に翻弄される研修医・世良に、葵は新人看護師・花房に、小泉は渡海と対立する新任エリート講師・高階にふんする。

 医師でもある海堂は、スタジオに建てられた手術室セットや出演者やスタッフの動きを観て「原作は10年前の執筆時に、その20年前を描いた作品ですが、撮影を拝見していると、“物語が現代に甦った”という感じがしてワクワクしました」という。「原作の舞台は1988年と、今から30年前なので、医療を取り巻く環境はかなり違う。でも医療の本質は変わらない部分も多い。そういう部分もすべてひっくるめて、新たな傑作を生み出していただけそうだ、という気持ちがしています」と原作の舞台から30年後の今、ドラマ化することへも期待を寄せている。

 ドラマの面白さについては「渡海と高階の手術室での対決シーンが、今後も軸になる」としており、「今日拝見した2話が前半のひとつの山場でしょう。手術シーンの緊迫感や臨場感も含め、素晴らしい作品になるという予感が、確信に変わりました」と第2話のクオリティーに触れている。

 そして、気になる“オペ室の悪魔”の異名をとる主人公・渡海を演じる二宮の演技については以下のようにコメント。「一流の外科医というのは危機的な状況に直面しても、どこか肩の力が抜けたような、余裕を漂わせているものです。渡海を演じる二宮さんにはそうした感じがよく出ていて(たぶん地じゃないかと思える部分もありましたが・笑)、素晴らしい外科医像を作り出してくださると思います」とハマり役であることをうかがわせた。(編集部・石井百合子)

日曜劇場「ブラックペアン」は4月22日より毎週日曜よる9:00~9:54、TBS系にて放送(初回は25分拡大)

左から葵わかな、竹内涼真、海堂尊(原作者)、二宮和也、小泉孝太郎 - (C)TBS