本日、サッカー日本代表ヴァヒド・ハリルホジッチ監督が解任が発表された。

 JFA日本サッカー協会ハウスで会見を行った田嶋幸三JFA会長は「(選手と)コミュニケーションや溝が深まってしまった」ことを解任理由に上げた。々の取材でも浮き彫りになっていたものが、決定的になった格好である(記事参照)。

 だが、なぜこのタイミングでの解任となったのか? サッカーライターは「会見にて、田嶋会長が『よく漏れなかったなというくらい、多くの方に相談した』とっていたのが印的です」という。

田嶋会長は、よくも悪くも調整で、人の意見に左右されやすい(記事参照)。そんな田嶋会長の元に、先欧州遠征での失敗を受け、元日本代表OBたちから不満が届いたのでしょう。2002年フィリップ・トルシエ監督以降、狙いが成功したかはさて置き、JFAは『日本人の特徴を活かした戦術』を謳う日本代表監督を選択してきた。しかし、ハリ監督はそういうタイプではないことが試合を重ねるごとに明になっていきました。ハリルは日本代表でも、アフリカ勢を率いた時と同じ戦術を採用しています。それでも勝てればよかったのですが、2回の欧州遠征はもちろん、韓国にも勝利できなかった。それで『日本人特性視したサッカーで、ロシアワールドカップグループリーグを突破できなかったら、何も残らないぞ』とつつかれ、OBたちの顔を立てる意味も含めて解任したのだと思います。他にもハリ監督の一般層の認知度の低さもあったでしょう。でも、解任以上に後任が西野JFA技術委員長というのは驚きでした。々は手倉コーチ、もしくは経験を積ませるという意味で保一オリンピック代表監督を就任させると思っていましたから」(同)

 西野氏は、1994年アトランタ五輪ブラジル代表を破る番狂わせを演じ、その後はガンバ大阪Jリーグの強に導いた。ガンバ大阪監督時代にはアジアチャンピオンズリーグを制し、FIFAクラブワールドカップではマンチェスターユナイテッドに3-5で敗れたものの、日本らしいパスサッカーっ向勝負の打ち合いをみせた。

 だが、2012年以降は監督として結果を残せておらず、16年に現職に就いている。なぜ西野氏が後任になったのか?

ハリル解任報道と同じタイミングで、元日本代表監督岡田武史氏が日本代表監督に必要なJFA認S級コーチライセンスを返上しているんです。々の間では、岡田氏に監督オファーがあり、それを断ったのではとウワサされています。S級を返上すれば、もうが掛かることはありませんから」(同)

 ファーストチョイス岡田氏に断られ、他の監督に要請して再度断られてしまうと、JFA混乱ぶりが外部に漏れる可性が高い。今回の16時からの会見内容が、当日の午前中には漏れていたように。

 それを避けるために、近年の実績では日本代表には見合わないものの、断らない西野氏を選んだように映ってしまう。というのも、手倉コーチオリンピック代表監督と違い、西野氏は技術委員長だったため、ハリ監督ワールドカップで惨敗すれば責任問題になる可性があったのだ。

 監督要請を断らず、そもそも論として責任問題を抱える可性があった西野氏を監督に置いた。そこにJFA哲学何もない。だからこそ、サッカーライターたちは「田嶋会長らしい解任劇だった」と口をえていたのだろう。
(文=TV Journal編集部)

日本代表公式Facebookページより