フランスメディアが過去のインタビューも引用しながら、ハリル解任劇を報道

 日本サッカー協会は7日付で、バヒド・ハリルホジッチ監督を解任したことを発表した。この解任劇について、衛星放送局「ユーロスポーツ」のフランス版が特集している。

 ハリルホジッチ氏は、かつて同国の名門パリ・サンジェルマンの指揮を執っていた。現在もパリに自宅を構えるなどフランスとの関係が深いだけに、同局が過去に行ったインタビューも引用しながら特集を組んでいる。

 記事では、ハリル監督がワールドカップ予選中に語った日本についての言葉をまず紹介した。

「日本代表がワールドカップ予選で首位に立っているにもかかわらず、多くの人たちが私を批判する。もし、そのような状況でなければ私は批判を受け入れるだろう。しかし、そのほとんどが事実に基づかない好き勝手な批判だ」

 そして、予選突破を決めた後には「私を批判した人たちには『哀れだ』という言葉を伝えたい。だが、私は仕事を続けていく」とも話していた。また、選手についても「選手たちには敬意を持っている」とした上で、「いつでも彼らにはよりアグレッシブでスマートに、そして危険なプレーをすることを求めてきた」と、話していたことを報じた。

ベスト16入りを果たせなければ正当化されない

 ハリル監督の解任について「サッカーがいかに先を見通すのが難しいかということ」とした上で、「日本は2002年と2010年に成し遂げたベスト16を達成できなければ、この解任は失敗だ」としている。本大会から2カ月前というタイミングでの監督交代に打って出た判断について、ベスト16入りを果たせなければ正当化されないと基準を設定している。

 世界中に衝撃が走っている日本サッカー協会の田嶋幸三会長による決断だが、前回ブラジル大会でアルジェリア代表を率いて世界中に偉業として伝えられた実績を残したハリルホジッチ氏を解任するものであっただけに、本大会での成績次第で厳しい批判を受けることになりそうだ。(Football ZONE web編集部)

ハリルの地元仏メディアが更迭劇に言及【写真:田口有史】