ロッキーズ中堅トーチマンが本塁打強奪に挑戦も…

 野球では、時折「まさか」のシーンが生まれる。8日(日本時間9日)米コロラド州デンバーで行われたブレーブスvsロッキーズでも、投手が呆然とするプレーが生まれた。
 
 ロッキーズが0-1と追う展開の6回1死走者なしの場面だった。ロッキーズ先発フリーランドは長打もあるマーカキスと対戦。2ボール1ストライクから4球目内角速球を投じたが強振された。大きな弧を描きながらセンターへ一直線に向かう打球を、中堅トーチマンは目を切らずにフェンス際まで追いかけた。すると、柵越えしようという打球と同じタイミングで、フェンス際で大きくジャンプ。これはホームラン強奪キャッチの完成か、と思われたが、何だか様子がおかしい。

 ジャンプから着地した勢いで地面に仰向けになったトーチマンは、両手に何も持たない素手状態。ボールどころかグローブもない。なんとジャンプした勢いで、グローブがスタンドインしてしまった。1点差で試合を作っていた先発フリーランドは、両膝に手を置いたまま、信じられないといった呆然とした表情でセンター方向をただ見つめるだけ。柵越えしたグローブを“救出”するため、試合は一時中断となった。これで調子が狂ったのか、フリーランドは続くスワンソンにもソロ弾を許し、結局敗戦投手になってしまった。

 MLB公式サイトの動画コーナー「Cut4」では、このプレーを動画付きで紹介。この日、トーチマンが無安打だった上に、グローブを失うツキのない1日だったことをリポートした。ロッキーズは0-4で完封負け。フリーランドもトーチマンも、この不運をどこかで取り戻したいものだ。(Full-Count編集部)

ロッキーズのマイク・トーチマン【写真:Getty Images】