誕生日などの記念日を忘れて彼女や奥さんと険悪になった経験を持つ男性の方は多いはず。どうすれば忘れないでしょうか? 解決策はオランダにあります。この国では誕生日を書き込むためだけのバースデーカレンダー「verjaardagskalender(フェルイヤーダッハカレンダー)」が一般的に使われているのです。では、このカレンダーはどのように活用するのでしょうか? オランダの誕生日の祝い方も併せてリアルな日常から紐解きます。

 

トイレのインテリアにも! オランダの誕生日カレンダー

オランダの家庭に必ずある「verjaardagskalender」は曜日の表記がなく、カレンダーのメモ欄に家族や友人の誕生日や記念日などを記入します。何年も使用できるこのカレンダーは、目に付きやすいトイレの壁に貼られていることが一般的。朝トイレに座りながら「今月誕生日の友人へのプレゼントを考える」というのがオランダの日常風景です。チューリップや風車といったオランダの定番景色や、ミッフィーやゴッホなどのオランダアートを使った誕生日カレンダーは、旅行者のお土産としても人気があります。雑貨店や文房具店、本屋、お土産物店などで購入可能。

 

アムステルダムのゴッホ美術館では、フィンセント・ファン・ゴッホの誕生日カレンダーが販売されています。「自画像」、「ひまわり」といった著名な作品が毎月楽しめるデザインで、彼の作品が好きな人にはたまりません。さらに「フェルメール」やだまし絵の「エッシャー」などの誕生日カレンダーも各美術館併設のミュージアムショップで人気です。

さらに、オランダにある「viera Maison(リビエラメゾン)」というインテリアブランドの誕生日カレンダーも好評。白を基調としたシンプルで高級感のあるフレンチカントリースタイルが、インテリアにうるさいオランダ人の間で人気を集めています。主張し過ぎず、合わせやすいデザインがその主な理由です。

また、世界に1つだけの誕生日カレンダーを作るサービスもあり、特にファミリーに人気です。オランダの人気雑貨店「HEMA(ヘマ)」のサービスはとても簡単で、店頭の端末でお好みの写真をセレクトするだけ。思い出の風景や写真を組み合わせた作品を制作してみるのも良いかもしれません。

誕生日は盛大に! 主役主導の誕生日パーティー

オランダの誕生日の祝い方は日本と大きく異なります。誕生日を迎える本人が自ら誕生日だと公言するのが礼儀で、会社でも同僚などに配るケーキを大量に持参しなくてはなりません。会社にもよりますが、誕生日にはデスクが飾り付けされていることもあり、盛大に祝うのがオランダのスタイルです。

 

誕生日パーティーは当人が主催します。友人や家族を招き、食事やお酒、ケーキなどでもてなします。パーティーに呼ばれた際は2000円程度のプレゼントを持参するのがマナー。プレゼントは欲しいものをリクエストされることもあり、あげるものに悩んだら遠慮なく本人に聞いても失礼に当たりません。現金やギフトカードも頻繁にプレゼントとして使われており、何をあげるか悩む手間をなくし、誕生日を迎える当人も好きなものを購入できるので合理的です。

自分からアピールし、周囲の人に日々の感謝を伝えるオランダの誕生日。とは言え、カップルの場合、プレゼントの用意やレストランの予約など、事前にやっておかなければいけないことはたくさんあります。誕生日や記念日を忘れて喧嘩になったことのある方は、誕生日カレンダーを導入してみてはいかがでしょうか? トイレのたびにリマインドされるので、失敗が減ること間違いなしですよ!

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