激辛ブームの昨今、みなさんは辛いもの、好きですか? 筆者は、「辛」の文字がついた食べ物が目に入ったら、つい買ってしまうほど辛いモノが大好きです。でも、そこまで辛さに強いわけではなく、以前『蒙古タンメン中本』の「北極」を食べた時は、半分でギブアップ。でも、辛さの中に潜む旨さが大好きで、日々玉砕覚悟で、激辛グルメにチャレンジしています。

 そんな中、先日セブンイレブンのいちばん目立つコーナーに大量に並んだ“大炎上”の文字を発見。辛いモノ好きとしてはどうしても気になるその三文字。「大炎上 唐辛子」と「燃えよ唐辛子 辛旨」(共に138円)という唐辛子スナックでした。

 これは早速試さなければと、すぐさま購入して帰宅。すると…そのまま食べるのはもちろん、料理に合わせてもかなりイケることが判明! というわけで、「食べる唐辛子」をいろいろな角度から検証してみました。

辛さは2種類から選べる「辛旨」と「大炎上」

「燃えよ唐辛子 辛旨」と「大炎上 唐辛子」の見た目を比べてみると、さほど違いはないように思えます。パッケージには「刺激の強いパウダーが手につくため、その手で目や顔に触れないでください」と注意喚起が大きく記されています。怖い…。

 まずは白のパッケージ「辛旨」を試食。サクサクの食感に旨みがプラスされ、後からやってくる辛味が程よく、ピリ辛のお菓子としてパクパク食べられます。唐辛子だけではないこの旨みは何かと原材料を見てみると、唐辛子、小麦粉の他に、ビーフエキスやポークエキスが加えられていました。これらによってコクが生まれ、ピリ辛で旨みのきいた美味しいスナックとして味わえるんですね。

 そして本命の「大炎上」へ。味そのものは「辛旨」とほとんど違いがないように思えますが、はたして……。こちらも最初は、さほど大炎上ってほどでもないかなと食べ進めると、突然やってきた大炎上! そうだった、本当に辛いものはいつだってそうだった。奴らは後からやってくるのだ…と気づくも時すでに遅し。顔から汗が噴き出すレベルの辛さです。が、こちらもしっかりとした旨みがあります。が、何しろ辛い。「大炎上」恐るべし。

右が「辛旨」、左が「大炎上」
右が「辛旨」、左が「大炎上」

 これはビールにも、ハイボールにもよく合いそうだ、というわけで、まずは大本命ビールのつまみとしてそのまま味わってみます。しっかり塩味が効いた濃いめの味付けなので、ビールやハイボールなど炭酸系の酒と合わせると、辛さの輪郭がよりしっかり浮かんで、これはイイ。衣が付いているので、意外にボリューム感もあります。パンチのある味に大満足! 辛いもの好きにはたまらないおつまみになってくれました。

旨みたっぷりの唐辛子スナックは、料理にも大活躍

 そのまま食べても美味しいけれど、料理にもこれは合うはず、と確信し、いろいろ検証してみたところ、すべてに高得点を叩き出す結果に。これは万能調味料としても使えそう。ビニールに適量取り、細かく砕いて使いやすいフレーク状にして、どんな料理に合うか検証してみました。

冷奴×唐辛子スナック(大炎上)

 まずはシンプルに冷奴に合わせてみることに。こちらには思い切って「大炎上」をのせてみましたが、豆腐のまろやかさが辛味を中和、ちょうどいい辛味の冷奴になりました。そのまま食べると「口内大炎上」でしたが、これはイケる! 普通の粉唐辛子を加えるよりも衣がある分、ボリューム感とコクもプラスされ、定番化しそうな美味しさです。

サラダ×唐辛子スナック(大炎上)

 冷奴で気をよくし、次はサラダです。唐辛子スナックをたっぷりフレークしてサラダに加えてみます。塩味が効いているので、ドレッシングがなくても美味。冷奴よりダイレクトに辛さが味わえる旨辛サラダは、エスニック風な味わいで、おもてなし料理にも使えそう。こちらでは大炎上を使いましたが、辛味を抑えたいなら旨辛を、少し辛めにしたいなら大炎上をと使い分けるのがおすすめです。

中華丼×唐辛子スナック(大炎上)

 中華丼に辛味が少し欲しい時にもちょい足し。少量をフレークしてふりかければ、すぐにピリリと辛味が味わえるから簡単。いつもの中華丼とはちょっと違う、即席ピリ辛中華丼に変身しました。とろみのあるあんかけ系との相性は抜群なので、ほかにもあんかけ焼きそばや天津飯、チンジャオロースなどにも合いそうで、試してみたい料理がどんどん増えていきます。

TKG×唐辛子スナック(旨辛)

 そして最後はやっぱりコレ! 最初に思いついて、ぜひやってみたかったのが、たまごかけごはん。たっぷりの唐辛子をフレーク状にしてふりかけのようにたくさんかけて、熱々のごはんで食べたい!

 醤油を少量たらしていざ実食。これはすごい! やっぱり合う。まさに幸せ時間です。たまごの黄身のとろ~り感と辛みが相まって、こりゃたまらん。旨辛を使用したのでまろやかな辛さに。たまごかけごはんならではの、お米やたまごの甘さもよくわかります。いつものTKG、これからはTKG+TGS(唐辛子スナック)としてレパートリーに加えたい味わいです。

そのまま食べてよし、調味料としてもよし
いろいろ使える唐辛子スナック

 手軽に購入できてスナックとして十分に美味しい「食べる唐辛子」。最初は好奇心で購入してみましたが、この検証以外にもラーメンやチャーハン、パスタなど何にでも合います。おすすめはうどん。麺とスープだけでも唐辛子スナックを上にのせれば、衣が付いているので天ぷらうどんのような味わいに。気がつけば我が家の万能調味料として君臨していています。内容量も14gあるので、胡椒などの他の調味料の容量とも変わらずに使えるのもいい。パンチの効いたお菓子として、調味料として、両方使える唐辛子スナック、ぜひ試してみてください。

●著者プロフィール

矢巻美穂

国内、海外の旅行雑誌を中心に活動するカメラマン。趣味は温泉めぐりと食べ歩き。座右の銘は「美味しいものは産地で食べるに限る」。旬の美味しいものをその産地で食べることに興味津々。著書に「トレッキングとポップな街歩き ネパールへ 」「とっておき! 南台湾旅事情故事」がある。

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