●贅沢な医療施設がそろうホテルに滞在
これまで、ウィメンズヘルスクリニック東京における検査やカウンセリング、宮崎県にあるシーガイアでの滞在型医療プログラム1日目をレポートしてきた。そして、いよいよ2日目について報告する。

なお、前回の記事でも触れたが、アンファーが提供するこの「ハッピーエイジング・ドック」は、本来3泊4日のプログラムだ。だが、今回は取材ということで、特別に1泊2日にしていただいた。日程は短かったが、それだけにギュッと凝縮された内容となった。

2日目のレポートに入る前に、シーガイアでひときわそびえる滞在先「シェラトン・グランデ・オーシャンリゾート」(以下、シェラトン)の施設について触れよう。前回のレポートでもいくつか施設を掲載したが、紹介し切れていないところがまだまだある。

まずはシェラトンの入り口から。このホテルのクルマ寄せは2階にあるが、そこまではゆるくカーブしたスロープを上がっていく。南国の植栽が見え、リゾートに訪れた気分を高めてくれる。

そしてロビーが圧巻だ。かなり天井の高い吹き抜けになっており、中央には緑に囲まれたカクテルバーがある。はやりリゾート気分を高めてくれる。

採光も豊かで、自然の明かりの中でくつろげる。そして何よりも広い。ロビーの各所にゆったりしたソファーが多くあり、リラックスして過ごせる。
○共有スペースが多いのも魅力

ロビーに限らず共有スペースが多いのも、このシェラトンの特徴だと感じた。その代表格が2階にある宿泊者専用ラウンジ「風待ちテラス」だ。ここではコーヒーやスイーツを楽しみつつ、ブックセレクターの幅允孝氏により「旅」をテーマにセレクトされた、多種多様な本を読むことが可能だ。空想の中で旅を楽しむことも未病の改善につながる。そして風待ちテラスの最奥にはレタールームを設置。アンティーク調のポストや机が用意され、旅の思い出を綴ったり、手紙を書いたりできる。なお、レタールームに用意された筆記具は、ファーバーカステルのアーティスト向け色鉛筆やパーカーの万年筆だった。ファーバーカステルは世界最古の筆記具メーカーだし、パーカーは調印式などでしばしば使われる名門だ。筆記具にもかなりこだわっているのが伝わってくる。10年後の自分に手紙を書くこともできる。10年先を想像して生きることも若さを保つ秘訣だ。

ガーデンエリアである「THE LIVING GARDEN」にもリラックスできる工夫が施されている。タープの下には焚火を囲む広めのソファー席が用意され、無料で提供される焼きマシュマロやコーヒーでゆったりと過ごすことができる。また、プールサイドに張られたガゼボの中には冬仕様の掘りごたつを用意。今、注目されているグランピング気分を味わえる。

●体を動かす施設が盛りだくさん
さて、施設の紹介はここまでにして、2日目のレポートに移ろう。当日は爽快な目覚めを迎えた。というのも、窓の外に滅多にお目にかかれないような日の出が現れたからだ。全室東向きのオーシャンビュー。しかも宿泊するクラブフロアは36階以上の高層階なので、雄大な太平洋のパノラマのなか昇る朝日を眺めることができる。

また、36階クラブラウンジからの絶景を眺めながら朝食を楽しめるのも魅力。できるだけ宮崎産の食材を使用している。特に野菜は、日照時間と晴天日数がともにトップクラスの宮崎県だからこそ栄養豊かでおいしい野菜が育つ。そして朝食後、早速ゴルフ場へ。

シーガイアの中には「フェニックスカントリークラブ」と「トム・ワトソンゴルフコース」の2カ所あるが、向かったのは前者だ。ここは毎年11月に、世界のトッププロが集う「ダンロップフェニックストーナメント」が行われる名門コースで、1971年にオープンした。そしてこれまで45回のトーナメントが行われ数々のドラマを生んできた。筆者はあまりゴルフに詳しくはないが、超ごくまれにテレビで観戦することがある。コースを案内されると、確かにテレビで観たことがあるようなロケーションに出くわした。ゴルフをやらない筆者ですらこうなのだから、ゴルフファンには垂涎のコースだろう。ここで毎日ゴルフのプレイをしたら、さぞかし気持ちのリフレッシュになるに違いない。

○ホテル館内にもトレーニング施設が充実

続いてシェラトンに戻り、フィットネスクラブと室内プールを見学した。いままでジムになど足を踏み入れたことはなかったが、かなり広いスペースに多くのマシンが設置されており、黒松林を眺める環境でトレーニングができる。プールは25mで3レーンだが、担当者によると1レーンの幅が広く、2人が並んで併泳することも可能だそうだ。高気圧酸素カプセルやバイオセラミック効果がある「BiiO DOME」といった機器まである。天候が悪く、外でのアクティビティが行えなくても、ホテル内で運動ができるというワケだ。

●ストレスフリーの滞在が未病の改善に最適
そして昼食のあと、こんどは「フェニックスゴルフアカデミー」へ向かった。ここは、フェニックスカントリークラブに隣接するゴルフ練習場で、350ヤードのドライビングレンジを持ち、天然芝から打てることが最大の特徴だ。首都圏でよくみかける練習場は網で囲われているが、ここでは爽快に打ち抜ける。実はここで人生初ゴルフショットを体験した。JPGAティーチングプロA級の井野茂樹氏に懇切丁寧に教わり、数球ほど打ってみた。ゴルフに夢中になっている人の気持ちがほんのわずかだが、理解できた。

○プログラムの金額が高いか安いか……

さて、これでアクティビティはすべて終了。本来の日程よりも短縮された滞在だったが、強く感じたことがある。それは、ストレスフリーな滞在を味わえるということ。体を動かし、ゆったりとした空間でくつろぐことで、短期間だが身も心もリフレッシュできたと思う。ストレスは多くの病気の引き金になることがよく知られている。そうしたストレスを解消し、未病を改善するのに最適なプログラムだと感じた。個人で利用する以外にも、企業に課せられたストレスチェックにも利用できるのではないかと思う。

さて気になる料金だが48万円と高額だ。確かにポンと払える金額ではないが、クリニックで身体の老化度を解析する検査や抗加齢専門医のカウンセリングを受け、格式高いシェラトンに滞在し、和洋中のコース料理や宮崎産の産物を味わい、広大な黒松林にという豊かな自然のなかで各種アクティビティを思う存分楽しむ。また、360度パノラマの壮大な景観を眺め、個室風呂の温泉につかる。まさにシーガイアはアンファーの未病改善プログラムに最適なリゾート地だ。

これだけの体験ができることを考えれば、高すぎるということはないと感じた。
(並木秀一)

画像提供:マイナビニュース