Image: Michael Candelori/Shutterstock.com

通知がきます。

トランプ大統領のデジタル広告戦略を手がけ、政治的なリサーチを行なうCambridge Analytica(ケンブリッジ・アナリティカ)にFacebookのデータを流用されてしまったユーザー数は、最終的には約8700万人。アメリカ現地時間で4月9日(月)、データ流用されたユーザーに対して、Facebookで通知を行ないました。8700万人のうち大部分を占める7000万人はアメリカのユーザー、残りの多くはイギリス、インドネシア、フィリピンのユーザーであることもわかりました。

自分のデータが不当に流用されたのかどうか、それをチェックするには、FacebookのNewsfeedトップにある通知をチェックしましょう。多くはアメリカユーザーとのことで、日本ユーザーは一安心とはいえ、これを機にプライバシー設定を見直すべきです。

Facebookアプリでみてみると、Newsfeedトップはこんな感じ。左がデータ流用がなかったユーザー。個人データの重要性、その設定についてのお知らせメッセージ。右がデータ流用があったユーザー。個人データの重要性と設定のお知らせの他に、「This Is Your Digital Life」というウェブサイトを、Cambridge Analyticaへの流用理由からバンしたというメッセージが追加されています。

Image: Facebook

世界のFBユーザーが22億人、つまりほとんどのユーザーは左画面のメッセージが表示されるはずです。

Cambridge Analyticaに事を発したFacebookのデータ保護問題。週末、新たにふたつのリサーチ会社に、Facebookから利用停止処置がくだっています。ひとつはパーソナルクイズから取得したデータを不当に利用したとされるCubeYou。もうひとつは、カナダの分析ファームAggregateIQ。正直、CAに加えて2社をバンしたからといって、解決はしないでしょう。これは氷山の一角であり、解決するには(すでに動き出しているように)Facebook自体がデータの扱い方を考え直さねばなりません。ここ3週間でFacebookの株価は15%下落、著名人の辛辣コメントや、Facebookページを引き下げる企業…。個人データ保護を改めて信頼を回復するまでに、さてどれほど時間がかかることか。その間、どれだけダメージが広がることか。

今週、ザッカーバーグCEOは、ふたつの公聴会への出席をひかえています。現地時間10日(火)には、上院の司法委員会と商業委員会の合同公聴会に、翌日11日(水)には下院エネルギー・商業委員会に出席予定。


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Source: Facebook, New York Times, USA Today

Matt Novak - Gizmodo US[原文
(そうこ)