64年ぶりの9連勝をし、10日ロッテと対戦

 西武ライオンズの快進撃が止まらない。開幕から8連勝、これはNPB史上4番に長い記録だ。

 これまで開幕から7連勝以上したチームは、記録続行中の西武も含め13ある。そのシーズンの最終結果と合わせて紹介する。

11連勝・西鉄 1954年3/27-4/10→優勝
11連勝・中日 1999年4/2-4/16→優勝
10連勝・南海 1955年3/26-4/7→優勝
8連勝・オリックス 1989年4/9-4/19→2位
8連勝・西武 1991年4/6-4/17→優勝
8連勝・西武 2018年3/30-→?
7連勝・大阪 1938年4/29-5/14→優勝
7連勝・巨人 1941年4/3-4/15→優勝
7連勝・毎日 1952年3/22-3/29→2位
7連勝・南海 1954年3/27-4/4→2位
7連勝・中日 1963年4/13-4/25※→2位
7連勝・阪神 2002年3/30-4/6→4位
7連勝・巨人 2013年3/29-4/7※→優勝

※=1分含む

 13例中、優勝は7回。8連勝以上の6例では5回と優勝の確率はかなり高いと言えよう。しかし、2002年阪神だけではあるが、開幕7連勝をしながら6月に8連敗をし、Bクラスの4位で終わった例もある。

 また1954年は、西鉄が開幕から11連勝した一方で、南海も開幕から7連勝。両チームが大接戦を演じた末、0.5ゲーム差で西鉄が優勝したが、両チームともに勝率.650をえた。

1954年西鉄1991年西武には錚々たるメンバー並ぶ

 西武は、西鉄時代も含め開幕7連勝以上が3度ある。これは最多で、過去2度とも優勝している。1954年1991年はどんなメンバーで戦っていたのだろうか。

1954年西鉄ライオンズ
捕手日比野武 3本36点2盗 打率.230
一塁・河野昭修 13本41点9盗 打率.264
二塁・仰木彬 5本26点15盗 打率.216
三塁・中西太 318223打率.296
遊撃・豊田 18本63点33盗 打率.241
外野・関口清治 27本87点19盗 打率.276
外野・大下弘 2288点11盗 打率.321
外野・高倉照幸 3本16点5盗 打率.255

投手河村久文 25勝12敗 防御率1.99
投手西村貞朗 22勝5敗 防御率1.77
投手大津守 18勝11敗 防御率1.78
投手川崎徳次 10勝10敗 防御率2.38

 まだ“大投手稲尾和久が入団する前だった。仰木彬中西太豊田大下弘の4選手が野球殿堂入りしている。

1991年西武ライオンズ

捕手伊東勤 8本44点3盗 打率.212
一塁・清原和博 2379点3盗 打率.270
二塁・辻発彦 8本43点16盗 打率.271
三塁・石毛宏典 13本61点8盗 打率.269
遊撃・田辺徳雄 11本54点3盗 打率.267
外野・平野謙 3本41点13盗 打率.281
外野・秋山幸二 358821打率.297
外野・吉 2本16点4盗 打率.256
DHデストラーデ 3992点15盗 打率.268

投手 15勝6敗1S 防御率2.59
投手工藤公康 16勝3敗0S 防御率2.82
投手渡辺智男 11勝6敗1S 防御率2.35
投手渡辺久信 7勝10敗0S 防御率4.40
投手石井丈裕 7勝5敗0S 防御率3.26
投手潮崎哲也 10勝3敗5S 防御率4.48
投手鹿取義隆 7勝1敗8S 防御率1.78

 伊東勤秋山幸二工藤公康の3人が殿堂入り辻発彦は現西武監督工藤公康ソフトバンク監督鹿取義隆巨人GMと要職に就いている。

 いずれも球史に残る錚々たる顔ぶれであることがわかる。

 今季の西武は、山川穂高源田壮亮森友哉など20代の若い選手が台頭している。彼らは大先輩のようにレジェンドになれるだろうか。(広尾 / Koh Hiroo)

西武・山川穂高【写真:編集部】