Appleは自社施設(本社、小売店、研究施設、データセンターなど)で使用する電力を全て再生可能エネルギーで発電された電力で賄っていると発表しました。自社で消費する電力は全て再生可能エネルギーで発電されたものを使用するという目標は2015年に発表され、それから約2年で達成となりました。

日本の施設も対象

今回Appleが100%再生可能エネルギー使用と発表したのは、アメリカの本社だけでなく、世界43カ国のApple Storeなど、全てのAppleの施設を含めています。そのため日本のApple Storeや日本法人の本社、横浜の研究施設なども含まれています。これら施設で使われる電力も、再生可能エネルギー由来のものをAppleが調達していることになります(綱島の研究施設の屋上には巨大な太陽光パネルも設置されています)。

 

横浜 綱島 研究開発施設 Apple YTC asm撮影

 

ただ組み立て企業や部品供給企業の工場で使われる電力は、まだ再生可能エネルギーだけではまかなえていません。Appleの企業活動ではほぼ社外で行われるiPhoneやMac、iPadなどの製造も無視できる存在ではなく、これらの工程で再生可能エネルギーの利用が進まないうちは、Appleの取り組みは道半ばといったところでしょう。

 

なおAppleの主要サプライヤーの一つでもあるイビデンは、Appleに関連する工場で利用する電力を再生可能エネルギー由来のものにすると発表しています。イビデンを含めて23社がAppleの再生可能エネルギー利用の取り組みに参加しており、これが全世界のサプライヤーに広がれば、Appleの環境への取り組みは大きな結果を残すことになるでしょう。

将来的には採掘0も

Appleはエネルギーだけでなく、鉱物資源の再利用にも取り組んでいます。現時点では大きな成果を上げるには至っていませんが、Apple製品に使われた一部の金属類は再生され、再びApple製品の材料にする取り組みが始まっています。またiPhoneでも専用の分解ロボットを導入し、再資源化の効率を高める取り組みが続けられています。

 

Liam

 

将来的には新しいiPhoneを作る原材料は、全て古いiPhoneから再生した材料を使うという夢のような目標も掲げられています。この実現には数十年単位の時間が必要と考えられますが、世界有数の企業が再生可能エネルギーの利用製品の再資源化に積極的に取り組むことは地球の環境にとって大きな意味を持つことは間違いないでしょう。
 
 
Source:AppleInsider
(KAZ)

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Apple 自社消費分で再生可能エネルギー100%を達成