あるユーザーハローワーク人票を開し、正社員で「給12万円」という賃の低さに苦言を呈した。ネットでは、ハローワークに掲載される人の特徴や日本企業体質について、議論が巻き起こっている。

ユーザーは、ハローワークリストを写した画像を投稿したうえで、「人手不足というが、ハローワーク人見てはっきりと思った。人じゃなくて低賃で働く奴隷探してるだろこれ」と給与を見て厳しく非難するコメントを添えた。

画像のリストには、給14万円~15万円台が複数見られるが、なんとそれを下回る額12万8000円という額が記載されているのだ。ユーザーは「給12万で正社員で働きたい、応募したいと思うのか。採用する人はその辺考えた方が良いと思うよ」と半ば呆れている様子。

Twitterでは、

“きつくて低賃なら人が集まらなくて当たり前。人手不足ではい。これまでの採用できていたのが異常だっただけ。”
“人が欲しいクセにハイスペックな人材要してそれを低賃でなんてが良すぎるんですよね。”

と人が集まらない要因は賃の低さだとするが続出。さらに、

“失業保険の申請口ですね。こんな条件で来てくれる訳いと思います…。”
ハロワは「就職する為の最低限のマナーを学ぶ所か職業訓練する為の口程度位にしか考えるな」と言われていたがその意味がわかったわ…”

ハローワークの役割に疑問を呈するもあった。

ちなみに厚生労働省の「平成29年構造基本統計調」によれば、フルタイムで働く労働者全体の給は全30万4300円。最も高かったのは、東京都377500円で、最低青森県234800円。

また同の「平成29年就労条件総合調」では、年間休日総数の企業均は108.3日。小数点を切り捨て概算で計算すると、年間労働日数は257日。所定労働時間が8時間だとして、年間で2056時間、1カあたりの労働時間は約171時間となる。例えば、最低の全均である848円であれば、給は14万5008円。仮に全で最も低い最低737円を適用した場合、12万6027円という計算だ。12万8000円は、限りなく最低に近い賃ということになる。

違法ではないとはいえ、職者側にとってはやはりたまったものではない。ユーザーたちの怒りが噴出した事件だった。

山中一生)

■関連リンク
ガチャピンさん@岡山@gatyapin401
https://twitter.com/gatyapin401/status/983501203232321539/photo/1
平成29年構造基本統計調
http://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/chingin/kouzou/z2017/index.html
平成29年就労条件総合調
http://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/jikan/syurou/17/index.html
地域別最低の全一覧
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/roudoukijun/minimumichiran/

フルタイムのバイトより手取り額が少ないという声も ※画像はイメージです