マンチェスター・Uプレミアリーグ34節のウェスト・ブロムウィッチ戦に敗北したことで、マンチェスター・C2017-18シーズンリーグ優勝を決めた。序盤から圧倒的なを見せつけ、2位以下を大きく突き放しての栄冠。4シーズンぶり3度リーグタイトルを手にしたマンチェスター・Cの優勝の軌跡をたどる。

①移籍市場で “ペップ仕様”のチーム完成
 ジョゼップ・グアルディオラ体制2年を迎えたマンチェスター・Cは、開幕前に大幅な戦の刷新を敢行。ペップが標榜するスタイルにおいて重要な役割を担うサイドバックポジションに、イングランド代表のカイルウォーカーフランス代表のバンジャマン・メンディ、ブラジル代表のダニーロを獲得した。

 さらに、昨季まで正GKを務めていたクラウディオブラーボに見切りをつけ、より足元の技術に優れ、守備範囲の広いブラジル代表のエデルソンを獲得。4選手に計約236億円を費やしてシーズンの開幕を迎えた。

プレミアリーグ記録となる18連勝を達成
 シーズン序盤は第2節のエヴァートン戦こそ引き分けたものの、最初の強対決となった第4節のリヴァプール戦では新加入ガブリエル・ジェズスの活躍もあって5-0と圧勝。その後も、チェルシーアーセナルマンチェスター・Uトッテナムと他の“ビッグ6”を次々と撃破した。気がつけば、第3節から第20節まで破の18連勝を記録。アーセナルが保持していたリーグ記録を約14年ぶりに更新した。

 圧倒的な得点を誇った攻撃を引っったのは、過去2度のリーグ制覇でも大きな役割を果たしたセルヒオ・アグエロだ。負傷欠場する試合も少なくなかったが、昨年11月にはクラブ歴代最多得点記録を更新する通算178ゴールマーク。ここまでチームトップ21得点を挙げてエースの役割を果たしている。

アーセナルチェルシーに連勝。ライバルの躓き
敗優勝」も視野に入れ始めた年明け1月リヴァプールに敗れたものの、その後もマンチェスター・Cの勢いを止めるクラブは現れなかった。過密日程の中で行われたアーセナルチェルシーとの連戦でも、昨季のFAカップ王者とリーグ王者相手に勝負強さを見せつけて2連勝。リーグカップ決勝でもアーセナルを寄せつけなかった。そして最後は、同じマンチスターライバルが躓いたことで、4年ぶり3度リーグ制覇を達成。優勝補が乱立するプレミアリーグにおいて、近年希に見る璧なリーグ制覇だった。

圧倒的な力で優勝したマンチェスター・C [写真]=Getty Images