中国メディア東方網は14日、「大東亜共栄圏を見て、日本人の想像には感せざるを得ない」とする記事を掲載した。

 記事は、「『大東亜共栄圏』については、多くの抗日映画ドラマで見たことがあるだろう。実際はわがの領土を侵略するための口実に過ぎなかったのだが、この共栄圏は面積800万方キロメートル、人口40億人をカバーするという巨大なもので、西太平洋と東インド洋全体を丸々含んでいた」とした。

 そして、日本がこのような壮大な共栄圏構想を持つに至った経緯について説明。「当時、欧列強が東南アジア植民地にしており、現地の市民は列強に虐げられていた。日本はこの機に乗じ、欧列強による独占状態を打破して自らの植民地を建設しようと考えた」とする一方、「もともと小さな日本がこれほど大きな地域を統治するには非常に大きな困難が伴う。にもかかわらずこのような構想を建てた日本人勇気がどこから来たものなのか、理解できない」と評している。

 記事はさらに、「面積の大きい中国を一口に飲み込むのは不可能と判断した日本は、まず、琉球台湾を占拠し、それから朝鮮半島を飲み込み、さらに中国東北部に進出した。その後満州事変を起こし、さらに、日中戦争を勃発させた。しかし、わがの先達の屈強な抵抗に遭って着状態に陥ると、まずは東南アジア方面の勢を拡大すべく、ハワイ珠湾に奇襲を仕掛けた」と持論を展開した。

 日本が掲げた大東亜共栄圏の構想は、戦局の悪化とともに非現実化していき、1945年終戦によってついに構想自体が消滅した。記事は「結局、連合軍の勝利によって日本人の『幻想』は破滅を迎えた。それにしても、日本人は本当に想像が強いと言わざるを得ない」と結んでいる。(編集担当:今関忠)(イメージ写真提供123RF

かつて日本人が打ち出した「大東亜共栄圏」を改めて眺めると、驚きを禁じ得ない=中国メディア