(左から)童、マリ石破茂議員、May J.Zeebra

童、マリMay J.Zeebra4月16日東京永田町の衆院第1議員会館にて「高額チケット転売に反対するアーティストアスリートの要望を聞く会」に出席した。

崎らはコンサートスポーツの試合などの人気チケットがオークションサイト等で高額転売されるのは問題だと。不当な高額転売を防止する法的な規制早急に必要だと、集まった国会議員に訴えた。

共に出席した一般社団法人 コンサートプロモーターズ協会会長中西夫氏は、「2016年頃からある転売サイトテレビCMを放映し、あたかも転売に正当性があるように様々な事がおこなわれ始め、々はすごく危機感を持った。とある人気コンサートでは3分の1のキャパシティ転売的で買われていた事が発覚。また、ある東京ドームコンサートでは前方の席、約150枚が30万円以上で売られていた。更に驚きなのが、人気ミュージカル千秋演で数千円のチケットが99万円で売られており、それが売れてしまっていたという事実があった」と悪質な高額転売ビジネスの現状を説明。

続けて、「こんなことが許されるのだろうかと、初めてエンタインメントの4団体(一般社団法人日本音楽事業者協会一般社団法人日本音楽制作者連盟・一般社団法人コンサートプロモーターズ協会・コンピュータ・チケッティング協議会)が集まって新聞広告2016年8月に打ち出した。これを機に高額転売を初めて社会問題として捉えていただき、色々なマスコミで是非が問われた。今や音楽であるとかスポーツであるとかそういう事ではなく、日本行界全体の問題となっており、社会に向けて、このことをスルーすることは、恥ずかしいことであると思う。そして、高額転売であり得ない利益を生んでいる人もいる。その事に憤りを感じている」と問題の重要性を伝えた。

適正な価格で質のよいエンタインメントを届けたい

出席したアーティスト達もそれぞれ意見を述べ、童は「らがデビューした70年代80年代レコードがたくさん売れた時代。しかしこれからのアーティスト達は大変です。音楽業界の軸足が CDセールスからコンサートライブの収益へと移ってしまいました。

コンサートで収益を上げられなければ新しい作品を制作して発表することが困難になっています。このチケット高額転売の問題はアーティスト達のクリエティブサイクルを壊してしまうまでに深刻化しております。

これからデビューするアーティスト・たった今デビューしたアーティストの人たちのためにも早急な対策が必要です」と若いアーティスト達の未来のために規制が必要だとした。

女優歌手マリは「あるチケット入手困難と言われていたアーティストコンサートに行った時、前の席がいているという状況でした。そのせいかなんとなく会場の空気が悪くなったのを感じ、高額転売の結果なのかしらと思った」と体験談をった。

「私たちは何かイベントをする際にチケットの価格決めもしている。この値段というのはいかに安価でお客様に良いエンタインメントを提供できるかを考えて付けているので、作り手側からしてもフェアでもないことに々としていた。

2020年も、もうすぐに来ます。どのエンタインメントも正当な価格で楽しめるべきで、時代に敏速に対応してほしい」と自身も関わっている東京オリンピックパラリンピックに向けてもこの問題は重要視すべきであると意見を述べた。

May J.も「高い額を出さなければライブに行けない事だったり、良い席が取れないというその事実が私たちとファンの皆さんの関係を悪くしているのではないかと思います。そして、アーティストスタッフの皆さんが何ヶという時間をかけて準備をした、エンタインメントを利用して、制作に関係のない人が利益をあげているということが本当におかしいことだと思っています」と気を強めた。

Zeebraは「東京ドームのような大規模なライブだけでなく、小規模のクラブイベントでもチケット高額転売がされていることもある。今の音楽業界はライブを中心とした活動で生計を立てており、チケット代だけでなく、グッズを買っていただくことで、やっとライブが回ることも多々ある。けれど、本来は8,000円なのに、転売で買ったものが8万円のチケットだとしたら、ファンの方々もライブを見るので精一杯、グッズは買うことができなかったりする。そうすると、売上が伸びずに、なかなかグッズを販売することができなくなって、赤字になってしまったりするんです」と厳しい現状を説明。

高額転売によって、アーティストファン自身も苦しむ結果を生み出す事になるとした。

歌手芸人アスリート…各界からも批判

他にも、藤井フミヤ・サンプラザ中野くん・きゃりーぱみゅぱみゅゴスペラーズ村上てつや・及川光博織田信成カンニング竹山VTRにてチケットの高額転売を強く批判

中でもカンニング竹山は、実際のエピソードを交えながら転売の悪質さをアピール。「転売したり仲介したりする人、言ったらネットのダフ屋と一緒なんですよね。個人が楽しむものとしてそういうサイトが出来たと思うが、結果何が起こっているかと言ったら、組織的にやっていたり、個人的に利益を得ようとしているダフ屋なんです。ダフ屋って違法行為ですからね」と怒りを露わにした。

「全席売り切れてチケットのお金が入っても、席が立つと何のためにやっているんだろうと悲しくなり、すごく怒っています」と話し、舞台を楽しんでもらいたいというエンターテイナーたちのやるせなさが伝わってきた。

国会を合わせ法整備

ライブエンタインメント議員連盟会長自民党石破茂議員は「今国会6月20日までで、いつまでも時間があるわけでない。次の国会で良いというわけでなく、多くの方の利益が奪われているものなので、保護法益は何なのかをきちんと押さえて、法律をつくっていかなければいけない」とった。

法整備の他にも「民にそうだそうだと言っていただき、世論が高まり、メディアにも取り上げてもらう事が浸透に繋がると思っている」と話し、個々の問題意識もこの問題の解決に必要不可欠だとした。

2020年東京オリンピックパラリンピックのチケットも来年から発売され、今のままでは高額転売される事がに見えている。IOCオリンピック協会)からもきちんとした整備をめられており、国会での議論められている。

BLOGOS編集部:清水香鈴
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