架空の宣伝広告費を計上するなどして約4000万円を脱税したとして、東京国税局がビール輸入販売会社「日本ビール」(東京都目黒区)と内田茂社長(66)を法人税法違反の疑いで東京地検に告発したことが17日、分かった。

 関係者によると、内田社長は懇意の取引先に資金を振り込み、架空の広告宣伝費を計上。2016年12月期に約1億6300万円の所得を過少に申告し、約4000万円を脱税した疑いが持たれている。

 振り込んだ資金は現金で払い戻させ、自らの執務室などに隠していたとみられる。

 青島ビールやコロナビール、ギネスドラフトの代理店だった日本ビールは、ドイツやベルギー、東南アジアなど世界各国の100種類以上のビールを輸入、販売している。

 日本ビールは取材に対し、「コメントすることはない」と答えた。