NHK大河ドラマや特撮ヒーローものに出演した俳優の松尾敏伸容疑者が14日までに、覚せい剤取締法違反(使用)容疑で警視庁原宿署に逮捕されていたことがわかった。逮捕日は9日。今年4月下旬から5月上旬に都内で覚せい剤を使用した疑いが持たれている。

 松尾容疑者は1996年のジュノン・スーパーボーイ・コンテストで準グランプリを受賞し、97年に故・蜷川幸雄氏の舞台『ロミオとジュリエット』で俳優デビュー。

 テレビ朝日系で2003年に放送された『仮面ライダー555』に出演したのち、05年に公開された映画『仮面ライダー響鬼と7人の戦鬼』で仮面ライダー歌舞鬼役を演じた。出世作は02年放送のフジテレビ系昼ドラ『真珠夫人』。松尾容疑者は知的障害があり女言葉を話す荘田種彦役を怪演した。

 本人のTwitterによると先月7日、大手芸能プロ「オスカープロモーション」に所属することになったと報告していたが……。当のオスカープロは「契約書の類を交わしていない」と逃げの一手。芸能プロ関係者によると「オスカーの『うちは関係ない』はお家芸。過去にも薬物疑惑のあったタレントをさりげなくクビにして、のちに『最初から所属していない』と主張していました」という。

 それにしても、松尾容疑者はなぜクスリに手を染めてしまったのか?

 捜査関係者などによると、5月上旬、松尾容疑者を不審に思った警察官が職務質問し、同9日に都内の病院で強制採尿した結果、覚せい剤の陽性反応が出たため緊急逮捕となった。警察の調べに同容疑者は、明確に容疑を認めていないという。

「実は逮捕されたのは松尾容疑者だけではありません。複数名が同じ容疑で捕まっている。所轄警察もバラバラ。本当は表沙汰にせず、時間をかけて捜査したかったんだと思います。オスカーのホームページから松尾容疑者のプロフィールが削除されていることに気付いた某局が速報したようです」(社会部記者)

 松尾容疑者以外に複数名が一括逮捕ならば、裏に芸能界の薬物ルートが絡んでいることは間違いない。前出記者も「複数名は男性だけでなく、女性もいるという話もある。シャブ乱交パーティーなんてウワサも耳にします」と話す。

 松尾容疑者自身の知名度は低いが、事件そのものに対する当局の関心は大きいようだ。

松尾敏伸容疑者の公式ブログより