オーストリア航空は5月15日、音楽の都ウィーンと成田空港を結ぶ直行便の運航を再開しした。同路線に投入されたのは保有機材の中で最も大型のボーイング777型機で、年末までに最大で5万7,000人の搭乗を見通している。

オーストリア航空は1989年にウィーン=成田線を開設し、2016年9月に27年の歴史に幕を下ろした。その再開を飾った初便には、特別塗装機「Blue Danube Waltz(ブルー・ダニューブ・ワルズ: 美しき青きドナウ)」号が導入された。

現行の夏期スケジュールでは、月/火/水/木/土曜日にオーストリアの首都ウィーンへ向かう便が成田空港を出発する。ウィーンまでの飛行距離は9,100km超、飛行時間は約12時間となる。往復運賃は13万5,000円(税金と手数料を含む)から提供している。

成田=ウィーン線は観光客だけではなく乗り継ぎ便でも利用されており、ハブ空港であるウィーン空港からは、搭乗者の約半数が他のフライトへの乗り継ぎ利用者を想定している。オーストリア航空の路線網は、欧州の中心部に位置している人気の高い各目的地へのフライトが充実しており、プラハ、ザグレブ、インスブルック、ミラノは、日本からウィーンに到着する便の中で最も需要の高い乗り継ぎ先となっている。現行の夏期スケジュールにおいて、ミラノに最大で週37便、プラハに同32便、インスブルックに31便、ザグレブに19便が運航されている。

また、オーストリア航空は全ての長距離路線用機材にプレミアムエコノミークラスを新設する予定で、成田=ウィーン線利用者も同クラスを利用できる。さらに広くなった座席は、より大きな座面やフットレスト、各座席間に備えられた専用のアームレストにより、ワンランク上の快適性を提供する。

手荷物は23kgを上限として、2個まで無料で預けられる。磁器製の食器で提供される機内食はメイン料理を数品の中から選べ、機内で快適な時間を過ごせるよう、便利な旅行用アクセサリーを入れたアメニティキットも用意している。座席に設置された12インチの大型タッチスクリーンモニターでは、多彩な機内エンターテインメントプログラムを楽しめる。

ルフトハンザ グループ旅客部門シニアディレクター(オーストリア&スロバキア地区セールス担当)を務めるシュテファン・リンハルト氏は、「成田=ウィーン線は経済的な理由から2016年に運航の一時停止を余儀なくされました。市場環境が大幅に改善した現在、同路線には再び需要が生まれています。短期間の内に日本市場に戻ることができたことを大変うれしく思います」とコメントしている。

ルフトハンザ グループ 日本・韓国支社長を務めるドナルド・ブンケンブルク氏は、「オーストリア航空の新たなフライトは、ルフトハンザ グループが現在東京から運航している路線を補完するものです。毎日最大4便のフライトや差別化されたスケジュール、多様な3つの機内プロダクト、羽田と成田という東京の両空港をカバーすることなどを通じて、ルフトハンザ グループは一層魅力を高めてまいります」とコメントしている。

オーストリア航空はオーストリア最大の航空会社で、世界約130都市に就航。中でも中欧・東欧では35都市を結ぶ密度の高いネットワークを構築している。ハブ空港であるウィーン国際空港は欧州の中心部に位置し、その地理的なメリットにより東洋と西洋の理想的なゲートウェーとなっている。オーストリア航空は欧州最大規模の航空グループであるルフトハンザ グループの一員で、世界初の航空連合スターアライアンスに加盟している。

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