シアーシャ・ローナン演を務める映画レディバード』から“ミレニアル世代のレオナルド・ディカプリオ”の呼びも高いティシー・シャラメが出演する本編映像が到着。映像では、どこか大人びた雰囲気の美少年カイルに扮したシャラメの姿を見ることができる。

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 本作は、全4館から1557館まで拡大公開され、5週連続トップ10入りのスマッシュヒットを記録した青春映画。閉塞感が漂うアメリカ田舎町で、自らを“レディバード”と呼ぶ17歳クリスティンを主人公に、様々な悩みを抱えながら高校生活最後の年を過ごすヒロインの姿をユーモアたっぷりに描いていく。

 主人公の二人の彼氏で、バンド活動をする美少年カイルを演じるティシー・シャラメは、現在開中の初映画『君の名前でを呼んで』でアカデミー賞男優賞にノミネートされるなど、ハリウッドの若手俳優だ。

 開された本編映像は、レディバードがアルバイト先のカフェカイルと出会うシーン。これはチャンスとばかりに話しかける彼女だったが、他の店員からバイト中のおしゃべりを注意されてしまう。「イチャついてない」と反発するレディバードに対して、カイルは「それは残念」と思わせぶりな一言。カイルクール大人びた雰囲気が伝わる映像となっている。

 監督を務めたグレタ・ガーウィグは、オーディションティシーを見てカイル役に決めたという。「ティシーは若くて、才があり、知性も兼ね備えている。コロンビア大学を出ていて、ピアニストな上、フランス語イタリア語も話せるという何とも驚異的な人。この高い知性がカイルにぴったりではないかと思ったの」と起用の理由を明かす。

 役作りでは、事前にいくつかの宿題を出したといい、「ティシーには社会主義経済理論、数学インターネットに関する学術書の文献を渡したわ。私が余白にメモを書き残した“The Internet Does Not Exist”というお気に入りのエッセイを集めた本をそのまま読んでもらったの」とグレタ監督。さらに、女性一方的に話す、若い男性の話し口調を吸収してもらうため、エリック・ロメール監督ロマンス映画モード一夜』を鑑賞してもらったとのこと。

 カイル世界観を深く共有する監督の様子に、ティシーから「あなたはレディバードだとみんなに思われているかもしれないけれど、実際はカイルですね」と言われたそうで、その勘の鋭さに驚嘆したようだ。

 ティシー・シャメラが出演する映画レディバード』は6月1日より全開。

『レディ・バード』に出演したティモシー・シャラメ(C)Merie Wallace, courtesy of A24